「学生三代記」は、マキノ総指揮で製作されたオムニバス形式の短篇喜劇集で、『天保時代』『明治時代』『昭和時代』の3篇が同時に公開された。今回上映するのは、映画保存協会、立命館大学アート・リサーチセンター マキノ・プロジェクト、フィルムセンターが共同で16mmから35mmにデジタル復元したもので、『昭和時代』篇の8つのエピソードのうち、「野球の巻」「下宿の巻」の2話が収録されている。
大ホール
学生三代記 昭和時代[マキノ・グラフ版](「野球の巻」「下宿の巻」)
「学生三代記」は、マキノ総指揮で製作されたオムニバス形式の短篇喜劇集で、『天保時代』『明治時代』『昭和時代』の3篇が同時に公開された。今回上映するのは、映画保存協会、立命館大学アート・リサーチセンター マキノ・プロジェクト、フィルムセンターが共同で16mmから35mmにデジタル復元したもので、『昭和時代』篇の8つのエピソードのうち、「野球の巻」「下宿の巻」の2話が収録されている。 '30(マキノプロ)(監)川浪良太、滝澤英輔、久保為義(原)(脚)八田尚之(撮)大森伊八(出)横澤四郎、砂田駒子、津村博、泉清子 浪人街 第二話 樂屋風呂[短縮版]
「浪人街」シリーズ(1928-29年)のうち、「浪人街 第二話 樂屋風呂」(第一篇・解決篇)を短縮したフィルム。お人好しの宮内甚内(根岸)と野放図な千葉平八(登六)の浪人コンビの交友が喜劇的に描かれるが、ひたすら仕官を願う浪人(津村)、飲んだくれの老浪人(荒木忍)、旗本になぶられ捨てられた女(松浦)らの悲壮感が強く漂う作品。 '29(マキノプロ)(脚)山上伊太郎(撮)三木稔(出)南光明、根岸東一郎、津村博、マキノ登六、松浦築枝、荒木忍、尾上松綠、岡村義雄、大林梅子、住ノ江田鶴子 ■(原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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