勤皇の志士も同宿する品川遊郭で、持ち前の要領を発揮しながら享楽的に暮らす男・左平次の姿を、一抹のニヒリズムとともに描いた川島の代名詞ともいえる名作。結末について川島は、主人公が時代劇のセットから出て現代の町中へ走り出るという案を出したが、実現しなかった。
大ホール
幕末太陽傳
勤皇の志士も同宿する品川遊郭で、持ち前の要領を発揮しながら享楽的に暮らす男・左平次の姿を、一抹のニヒリズムとともに描いた川島の代名詞ともいえる名作。結末について川島は、主人公が時代劇のセットから出て現代の町中へ走り出るという案を出したが、実現しなかった。 ’57(日活)(脚)田中啓一、川島雄三、今村昌平(撮)髙村倉太郎(美)中村公彦、千葉一彦(音)黛敏郎(出)フランキー堺、左幸子、南田洋子、石原裕次郎、芦川いづみ、市村俊幸、金子信雄、山岡久乃、梅野泰靖、織田政雄、岡田眞澄、髙原駿雄、青木富夫、峰三平、菅井きん、小沢昭一、植村謙二郎、河野秋武、西村晃、熊倉一雄、三島謙、殿山泰司、加藤博司、二谷英明、小林旭 |
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