日本の音楽映画史に残る秀作として、再評価の機運も高い本格的な和製ミュージカル。須川栄三監督らは事前に本場アメリカのミュージカルを視察して撮影に臨み、とりわけビル街に400名を動員したというサラリーマンのシーンが圧巻である。また、雪村いづみの歌う“アメリカでは…”や高島忠夫の“タクラマカン…”など、谷川俊太郎作詞・黛敏郎作曲による挿入歌の数々も笑いを誘う。
大ホール
君も出世ができる
日本の音楽映画史に残る秀作として、再評価の機運も高い本格的な和製ミュージカル。須川栄三監督らは事前に本場アメリカのミュージカルを視察して撮影に臨み、とりわけビル街に400名を動員したというサラリーマンのシーンが圧巻である。また、雪村いづみの歌う“アメリカでは…”や高島忠夫の“タクラマカン…”など、谷川俊太郎作詞・黛敏郎作曲による挿入歌の数々も笑いを誘う。 ’64(東宝)(監)須川榮三(脚)笠原良三、井手俊郎(撮)内海正治(美)村木忍、竹中和雄(音)黛敏郎(出)高島忠夫、フランキー堺、雪村いづみ、益田喜頓、浜美枝、中尾ミエ、有島一郎、藤村有弘、十朱久雄、立原博、沢村いき雄、ジェリー伊藤 |
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