皆川芳造により開発されたミナ・トーキーを採用し、“我らがテナー”として親しまれたオペラ歌手藤原義江を主演に迎えたパート・トーキー作品で、大怪我を負いながらも、妻の真実の愛に目覚めて再起を図る声楽家を描いた。「新しいもの好き」を自称した溝口は、日活初のトーキー映画にいち早く名乗りを上げた。製作当時の撮影速度に合わせ、1秒21コマで映写する。
![]() 大ホール
藤原義江のふるさと
(86分・21fps・35mm・白黒・英語字幕付) 皆川芳造により開発されたミナ・トーキーを採用し、“我らがテナー”として親しまれたオペラ歌手藤原義江を主演に迎えたパート・トーキー作品で、大怪我を負いながらも、妻の真実の愛に目覚めて再起を図る声楽家を描いた。「新しいもの好き」を自称した溝口は、日活初のトーキー映画にいち早く名乗りを上げた。製作当時の撮影速度に合わせ、1秒21コマで映写する。 ’30(日活太秦=ミナ・トーキー)(原)森岩雄(脚)如月敏(撮)横田達之(美)榎本寅蔵、北猛夫(出)藤原義江、小杉勇、土井平太郎、村田宏壽、田村邦男、夏川静江、浜口富士子、佐久間妙子、髙津愛子、リディア・シャピロ |
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