石原慎太郎の短篇をもとにした、いわば最後の“太陽族”映画。競輪を悪用した詐欺、そして女性(芦川)への集団暴行という暗黒の「遊戯」にふける学生たちを、「気だるいばかりのニヒリズム」(渡辺武信)の中に描く。冷酷さを貫いた梅野泰靖の演技も強い印象を残す。
大ホール
完全な遊戯
石原慎太郎の短篇をもとにした、いわば最後の“太陽族”映画。競輪を悪用した詐欺、そして女性(芦川)への集団暴行という暗黒の「遊戯」にふける学生たちを、「気だるいばかりのニヒリズム」(渡辺武信)の中に描く。冷酷さを貫いた梅野泰靖の演技も強い印象を残す。 ’58(日活)(監)舛田利雄(原)石原慎太郎(脚)白坂依志夫(撮)横山実(美)坂口武玄(音)真鍋理一郎、河辺公一(出)小林旭、芦川いづみ、葉山良二、白木マリ、岡田真澄、武藤章生、柳瀬志郎、梅野泰靖、大森義夫、松下達夫、深見泰三、松本染升、髙品格、木城ゆかり、髙野由美 |
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