女性殺人事件の現場でひとりの労働者と知り合った社長夫人が、愛のない閉塞した生活から脱出しようとあがく。デュラスの名作小説「モデラート・カンタービレ」を、英国演劇界の俊英ブルックがややメロドラマ性を加味しつつ映画化、ジャンヌ・モローが虚ろな目つきの有閑マダムを演じ切った。
大ホール
雨のしのび逢い
MODERATO CANTABILE 女性殺人事件の現場でひとりの労働者と知り合った社長夫人が、愛のない閉塞した生活から脱出しようとあがく。デュラスの名作小説「モデラート・カンタービレ」を、英国演劇界の俊英ブルックがややメロドラマ性を加味しつつ映画化、ジャンヌ・モローが虚ろな目つきの有閑マダムを演じ切った。 ’60(監)ピーター・ブルック(原)(脚)マルグリット・デュラス(脚)ジェラール・ジャルロ(撮)アルマン・ティラール(美)ジャン・アンドレ(音)アントニオ・ディアベリ(出)ジャンヌ・モロー、ジャン=ポール・ベルモンド、ディディエ・オードパン、ヴァレリー・ドブジンスキ |
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