自動車修理工の戦後成金(佐野)と旧華族の令嬢(原)という生まれも育ちも異なる二人の恋愛を描いた松竹らしい明朗喜劇で、木下恵介の軽快な演出が冴える。オリジナル脚本を執筆した新藤は、価値観が変容した戦後の社会を喜劇として巧みに再構築した。
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お嬢さん乾杯
(89分・35mm・白黒) 自動車修理工の戦後成金(佐野)と旧華族の令嬢(原)という生まれも育ちも異なる二人の恋愛を描いた松竹らしい明朗喜劇で、木下恵介の軽快な演出が冴える。オリジナル脚本を執筆した新藤は、価値観が変容した戦後の社会を喜劇として巧みに再構築した。 ’49(松竹大船)(監)木下惠介(脚)新藤兼人(撮)楠田浩之(美)小島基司(音)木下忠司(出)佐野周二、原節子、青山杉作、藤間房子、永田靖、東山千栄子、森川まさみ、増田順二、佐田啓二、坂本武 |
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