夫(丹波)が亡くなったいきさつを知ろうと、戦争寡婦(左)は執念で夫の戦友たちを訪ね歩くが、それぞれの証言は食い違い、やがて人肉喰いの事実や卑劣な上官の存在が暴かれる。「戦後処理」の不可能性において、新藤と深作欣二が共鳴しあった迫力ある一本。
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軍旗はためく下に
(96分・35mm・カラー) 夫(丹波)が亡くなったいきさつを知ろうと、戦争寡婦(左)は執念で夫の戦友たちを訪ね歩くが、それぞれの証言は食い違い、やがて人肉喰いの事実や卑劣な上官の存在が暴かれる。「戦後処理」の不可能性において、新藤と深作欣二が共鳴しあった迫力ある一本。 ’72(東宝=新星映画)(監)(脚)深作欣二(原)結城昌治(脚)新藤兼人、長田紀生(撮)瀬川浩(美)入野達弥(音)林光(出)左幸子、丹波哲郎、江原真二郎、夏八木勲、中村翫右衛門、三谷昇、中原早苗、内藤武敏、藤田弓子 |
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