平安末期の争乱の頃を舞台に、虐殺された女の怨念を幻想的に描いた怪談。「今昔物語」から出発しながらも、実は、新藤家に棲みついた黒猫が着想の源になったという。『雨月物語』の影響が感じられ、新人・太地喜和子のエロティックな魅力も評判になった。
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薮の中の黒猫
(99分・35mm・白黒) 平安末期の争乱の頃を舞台に、虐殺された女の怨念を幻想的に描いた怪談。「今昔物語」から出発しながらも、実は、新藤家に棲みついた黒猫が着想の源になったという。『雨月物語』の影響が感じられ、新人・太地喜和子のエロティックな魅力も評判になった。 ’68(近代映画協会=日本映画新社)(監)(脚)新藤兼人(撮)黒田清己(美)丸茂孝、井川徳道(音)林光(出)中村吉右衛門、乙羽信子、佐藤慶、戸浦六宏、太地喜和子、殿山泰司、観世栄夫、江角英明、大木正司、加地健太郎 |
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