敗戦後間もない広島に生きる、バラック住まいの戦争寡婦(乙羽)とその母(杉村)。望まぬ結婚でできた新しい生命をどうするか、女の決意表明が描かれる。のちに頻繁に取り上げられる“性”のテーマを初めて本格的に前面に出した、新藤流の“母性”論。
大ホール
母
敗戦後間もない広島に生きる、バラック住まいの戦争寡婦(乙羽)とその母(杉村)。望まぬ結婚でできた新しい生命をどうするか、女の決意表明が描かれる。のちに頻繁に取り上げられる“性”のテーマを初めて本格的に前面に出した、新藤流の“母性”論。 ’63(近代映画協会)(監)(脚)(美)新藤兼人(撮)黒田清己(音)林光(出)乙羽信子、杉村春子、殿山泰司、橋幸治、頭師佳孝、宮口精二、佐藤慶、加藤武、武智鉄二、小川真由美、夏川かほる、本山可久子、横山靖子 |
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