復員してきた男が音楽学校時代の女友達を訪ね歩くが、彼女らに戦前の可憐な面影はなく、戦後の荒廃した社会で物欲にとらわれた生活を送っていた…。フランス映画『舞踏会の手帖』(1937年)風の脚本構成で、新藤は同時代の日本社会をシニカルな視点で描出した。
大ホール
四人目の淑女
復員してきた男が音楽学校時代の女友達を訪ね歩くが、彼女らに戦前の可憐な面影はなく、戦後の荒廃した社会で物欲にとらわれた生活を送っていた…。フランス映画『舞踏会の手帖』(1937年)風の脚本構成で、新藤は同時代の日本社会をシニカルな視点で描出した。 ’48(松竹大船)(監)澁谷實(脚)新藤兼人(撮)長岡博之(美)濱田辰雄(音)服部良一(出)濱田百合子、三浦光子、月丘夢路、木暮實千代、森雅之、笠智衆、坪内美子、望月美惠子、殿山泰司、山路義人 |
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