舞台劇のようにセリフが多く、ほとんどが団地の部屋のワンセット撮影という新藤の野心たぎる密室劇。川島雄三は、凍りつくような笑いに満ちた新藤のオリジナル・シナリオに惚れ込んだものの、登場人物が性悪ばかりという設定のため製作会社探しに苦労したという。
大ホール
しとやかな獣
舞台劇のようにセリフが多く、ほとんどが団地の部屋のワンセット撮影という新藤の野心たぎる密室劇。川島雄三は、凍りつくような笑いに満ちた新藤のオリジナル・シナリオに惚れ込んだものの、登場人物が性悪ばかりという設定のため製作会社探しに苦労したという。 ’62(大映東京)(監)川島雄三(原)(脚)新藤兼人(撮)宗川信夫(美)柴田篤二(音)池野成(出)若尾文子、伊藤雄之助、山岡久乃、高松英郎、小沢昭一、船越英二、山茶花究、ミヤコ蝶々、浜田ゆう子、川端愛光 |
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