干潟の広がる江戸川河口の町にやってきた文士先生と、地元のアクの強い面々との聖俗まみれた交わりを描いた周五郎文学の映画化。野卑な老人に徹した東野英治郎の芝居が絶品である。派手な発色をあえて抑えた岡崎宏三のカラー撮影術にも注目。
大ホール
青べか物語
干潟の広がる江戸川河口の町にやってきた文士先生と、地元のアクの強い面々との聖俗まみれた交わりを描いた周五郎文学の映画化。野卑な老人に徹した東野英治郎の芝居が絶品である。派手な発色をあえて抑えた岡崎宏三のカラー撮影術にも注目。 ’62(東京映画)(監)川島雄三(原)山本周五郎(脚)新藤兼人(撮)岡崎宏三(美)小島基司(音)池野成(出)森繁久弥、池内淳子、左幸子、乙羽信子、フランキー堺、山茶花究、園井啓介、東野英治郎、中村メイコ、丹阿弥谷津子、加藤武、桂小金治 |
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