近代映画協会初の自主製作作品。新藤は既に1950年の『長崎の鐘』で原爆を題材にした小説を脚色しているが、オリジナル脚本と監督を担当した本作では、故郷を数年ぶりで訪れた幼稚園の先生(乙羽)の視点を通して、広島に落とされた原爆の悲惨さを真正面から捉えている。
大ホール
原爆の子
近代映画協会初の自主製作作品。新藤は既に1950年の『長崎の鐘』で原爆を題材にした小説を脚色しているが、オリジナル脚本と監督を担当した本作では、故郷を数年ぶりで訪れた幼稚園の先生(乙羽)の視点を通して、広島に落とされた原爆の悲惨さを真正面から捉えている。 ’52(近代映画協会=劇団民藝)(監)(脚)新藤兼人(撮)伊藤武夫(美)丸茂孝(音)伊福部昭(出)乙羽信子、瀧澤修、清水将夫、宇野重吉、東野英治郎、寺島雄作、殿山泰司、柳谷寛、英百合子、山内明、多々良純、細川ちか子、北林谷榮、芦田伸介、大瀧秀治 |
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