新藤の監督第1作は、自身のシナリオ修業時代の実話をベースに若干のフィクションを加えた自伝的作品。1942年、新藤は溝口健二に師事して脚本を学びながら「近代劇全集」(全43巻)を読破したが、彼を支え続けた妻の久慈孝子を翌年に急性結核で亡くしている。
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愛妻物語
(97分・35mm・白黒) 新藤の監督第1作は、自身のシナリオ修業時代の実話をベースに若干のフィクションを加えた自伝的作品。1942年、新藤は溝口健二に師事して脚本を学びながら「近代劇全集」(全43巻)を読破したが、彼を支え続けた妻の久慈孝子を翌年に急性結核で亡くしている。 ’51(大映京都)(監)(脚)新藤兼人(撮)竹村康和(美)水谷浩(音)木下忠司(出)宇野重吉、乙羽信子、大河内傳次郎、菅井一郎、滝沢修、香川良介、英百合子、清水將夫、殿山泰司 |
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