85年(第8回)入選作品。膨大なスチル写真を使い、待てども待てども車がつかまらないヒッチハイカーの姿を、多面マルチや逆転など様々な動きのバリエーションで表現。大阪芸術大学在学中より映画作りを始めた武吉伸治による、気の遠くなるような手間をかけて作られた実験映画。
小ホール
ヒッチハイク・ブレイク
85年(第8回)入選作品。膨大なスチル写真を使い、待てども待てども車がつかまらないヒッチハイカーの姿を、多面マルチや逆転など様々な動きのバリエーションで表現。大阪芸術大学在学中より映画作りを始めた武吉伸治による、気の遠くなるような手間をかけて作られた実験映画。 ’84(監)(制)(脚)(撮)(音)武吉伸治(出)石井泰徳 ヒュルル…1985
86年(第9回)入選作品。いきなり作者自身が実名で画面に現われ、友人達と映画をつくる過程が綴られてゆく。たまたま女優をやることになった女の子や仲間との淡々とした日常の会話。そしてラスト、作者は女の子の部屋を訪ねる。ほとんど長廻しの、しかも作為を感じさせないカメラが捉えた“生きている作者自身の真実”。橋口亮輔はその後『夕辺の秘密』(1989年)でPFFアワードグランプリを受賞し、スカラシップ作品『二十才の微熱』(1992年)を発表。新作『ぐるりのこと。』が6月に公開予定。 ’85(監)(制)(脚)(出)橋口亮輔(撮)斎藤久志(出)渡辺るみ子 ■(監)=監督 (制)=制作 (原)=原作 (脚)=脚本 (撮)=撮影 (照)=照明 (美)=美術 (編)=編集 (録)=録音 (音)=音楽 (出)=出演 |
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