過去の上映
- 2015.9.26 - 11.15
- 上映企画
生誕110年 映画俳優 志村喬
Film Actor Takashi Shimura
会期:
第1期 2015年9月26日(土)、27日(日)
第2期 10月2日(金)-4日(日)
第3期 10月16日(金)、18日(日)
第4期 11月13日(金)-15日(日)
※開催日程にご注意ください。
※展覧会関連上映です(展覧会詳細は上記リンクをご覧ください)。
会場:大ホール
定員:310名(各回入替制)
料金:一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料
Ticket: 520yen
発券:2階受付
・観覧券は当日・当該回のみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切ります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。
★作品によって開映時間が異なりますのでご注意ください。
★開映後の入場はできません。 No entry after the screening has begun.

上映作品詳細
1赤西蠣太(78分・35mm, 白黒)
- 2015年9月26日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
志賀直哉の短篇をもとに、伊達家の大名屋敷に入った間者(千恵蔵)をめぐるユーモラスな時代劇。野良猫をたらい廻しにするシーンをはじめ、志村の朴訥とした演技が光る。
2鴛鴦歌合戦[英語字幕付](69分・35mm, 白黒)
- 2015年9月26日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2015年11月13日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
26 Sep. 4:00pm, 13 Nov. 7:00pm
Oshidori Utagassen [English subtitled]
Directed by Masahiro Makino
急ごしらえの作品ながら、明朗な感覚が後年高く再評価されたオペレッタ時代劇。老け役の志村も美声を披露、監督のマキノによればテイチクから歌手デビューの誘いもあったという。
3右門捕物帖 拾萬両秘聞(75分・35mm, 白黒)
- 2015年9月27日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
むっつり右門(寛寿郎)と彼にライバル心を抱く「あば敬」が、奪われた十万両を競って捜査する。「あば敬」は原作になく映画化で生まれた役柄で、志村にとって戦前期の当たり役となる。
5野良犬[英語字幕付](122分・35mm, 白黒)
- 2015年10月2日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2 Oct. 3:00pm
Stray Dog [English Subtitled]
Directed by Akira Kurosawa
うだる酷暑の中、ピストルを盗まれた新人刑事が、責任感をもって殺人犯を追いつめてゆく。志村は、新米を力強く助けながらも凶弾を受けてしまうベテラン刑事を好演した。
4酔いどれ天使(98分・35mm, 白黒)
- 2015年9月27日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2015年11月14日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
結核に冒された闇市のやくざ(三船)と、懸命に彼の治療を試みる呑んだくれの貧乏医者。二つのキャラクターのぶつかり合いで、黒澤映画における志村のプレゼンスを決定的にした一作。
6醜聞 (104分・35mm, 白黒)
- 2015年10月2日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
歌手とのスキャンダルをでっち上げられた新進画家が、名誉のためにひと癖ある老弁護士を雇う。「思わぬ人物が主人公よりも生々と活動を始め」たと黒澤にも評されたこの役は志村自身も気に入っていた。
7生きる(143分・35mm, 白黒)
- 2015年10月3日12:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2015年11月15日12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
癌を宣告された一役人が、絶望を乗り越え、残された人生を市民のために尽くすという黒澤ヒューマニズムの頂点。試写会で俳優クレジットの冒頭に「志村喬」の字を見た夫人は、感激のあまり涙を流したという。
※10月3日(土)12:00pmの回の上映後に、野上照代氏によるトークイベントを予定しています。
8七人の侍(206分・35mm, 白黒)
- 2015年10月4日12:00 PM@長瀬記念ホール OZU
野武士たちの襲撃を恐れる農民に雇われた、浪人たちの壮絶な戦闘を描く世界映画史上の一大活劇。志村の扮する七人のリーダー勘兵衛は人格に優れ、冷静沈着な戦術家として戦いを優位に導く。
9ゴジラ(96分・35mm, 白黒)
- 2015年10月3日4:30 PM@長瀬記念ホール OZU
日本の怪獣映画の元祖。巨大生物の正体を明かそうとする博士を演じた志村は、結末で「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」と核実験への警告を発し、併せて新しい映画ジャンルの幕開けを告げる。
11どたんば(108分・35mm, 白黒)
- 2015年10月16日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
NHKのテレビドラマを映画化、炭坑の落盤で地中に閉じ込められた作業員と、救出をめぐって紛糾する周囲の人々を描いた内田吐夢作品。志村は経験豊かな最年長の作業員を演じる。
10男ありて(109分・35mm, 白黒)
- 2015年10月4日4:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2015年11月14日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
家庭を顧みず、野球に取りつかれた頑固な老監督を描き、のちに澤地久枝による志村の評伝のタイトルにもなった一本。志村自身が映画化にこだわった企画で、テレビドラマ化の際も主演を務めた。
12総会屋錦城 勝負師とその娘(110分・35mm, 白黒)
- 2015年10月16日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
城山三郎が前年に直木賞を受けた経済小説が原作。大企業の運命さえ操れる大物総会屋に志村が扮し、ライバル総会屋の銀行乗っ取りに対抗する中で、初めて一人娘への愛情に目覚める。
13砂糖菓子が壊れるとき(96分・35mm, カラー)
- 2015年10月18日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
マリリン・モンローの生涯を日本の映画界に移植した趣向の一作。映画界の大立者に扮した志村は、駆け出し女優に目を留め、出演作の世話をし、パトロンの座に収まるが、彼女を残して逝ってしまう。
14男はつらいよ 寅次郎恋歌(114分・35mm, カラー)
- 2015年10月18日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
「男はつらいよ」シリーズ第8作。備中高梁を訪れた寅次郎は、志村演じる博の父親から、信州で見た「りんどうの花」の話を聞いて改心し、柴又に戻るなり家族を持ちたいと口走り始める。
15お吟さま(154分 → 116分・35mm, カラー)
- 2015年11月13日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2015年11月15日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
太閤秀吉の求愛を拒み、自身の愛を貫いた千利休の養女・吟の物語。この利休は病身を押して挑んだ志村最後の大役で、最後の共演となった三船=秀吉との緊張をはらんだ対峙が見もの。
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トーク・イベント
2015年10月3日(土) 2:30pm
ゲスト:野上照代氏(元黒澤映画スタッフ)
*入場無料(当日12:00pmから上映の『生きる』をご覧になった方は、そのままトーク・イベントに参加することができます。トーク・イベントのみの参加もできます。)
※終了しました。