過去の上映

第46回ぴあフィルムフェスティバル 2024

46th Pia Film Festival 2024

開催概要

チラシpdfはこちら↑

会 期 
2024年9月7日(土)-21日(土)※月曜休館

会 場 
長瀬記念ホール OZU(2階)
小ホール(地下1階)

定 員 
長瀬記念ホール OZU 310名(各回入替制・全席指定)
小ホール 151名(各回入替制・全席指定)

主 催
国立映画アーカイブ/一般社団法人PFF/
公益財団法人川喜多記念映画文化財団/公益財団法人ユニジャパン

「第46回ぴあフィルムフェスティバル 2024」公式HP

概要

「第46回ぴあフィルムフェスティバル」で起きること

まず、飛び切りフレッシュな19本の自主映画「PFFアワード2024」で、いまを生きる映画の息吹を感じてください。そして、こうした「いま自主映画をつくるひとたち」のことを想いながら設計した招待作品もお楽しみください。今年は、13日間で映画史を駆け抜けます!

招待作品は6企画を展開します。8ミリフィルムで撮る自主映画熱が日本中を沸かしていた時代を体験する「自由だぜ!80~90年代自主映画」

この時代の監督たちの生まれる前に黄金期を迎えた映画会社「大映」の誇る新しすぎる才能の特集「生誕100年・増村保造新発見!」では、ちょっとレアな作品をスクリーン体験。

その増村監督の生まれる前後、映画が「記録」から「物語」へと移行するファーストステップを「はじまりの映画」プログラムに詰め込みました。

まるでタイムマシンのような映画祭になる本年です。恒例の「PFFスペシャル映画講座」も時代を飛び越え、新たな視点から映画を楽しめます。

「緊急特集・中村靖日さんを偲んで」では4作品を上映します。

もちろん、「PFFスカラシップ作品『道行き』お披露目上映」もございます。配信やソフト化のないここだけの上映が満ちた映画“祭”には、ゲスト来場も溢れます。最新情報は、公式サイトにてご確認を。

しばし日常を離れ、ときめきの時間をお過ごしください。


[コンペティション部門]

PFFアワード2024

映画監督を目指す若者たちの登竜門。今年は692本の応募作品の中から入選した、19作品をスクリーンで上映。

【最終審査員】
小田香  フィルムメーカー/アーティスト
小林エリカ 作家/アーティスト
高崎卓馬 クリエイティブ・ディレクター/小説家
仲野太賀 俳優
吉田恵輔 映画監督
※五十音順/敬称略

国立映画アーカイブでのスクリーン上映に加え、二つのプラットフォームでもオンライン配信!
配信期間:9月7日(土)昼12:00~10月31日(木)
DOKUSO映画館+U-NEXT


[招待作品部門]

映画を観る人にも、つくる人にも、驚きと発見と喜びを13日間でお届けする6企画です。


生誕100年 増村保造新発見!~決断する女たち~

東京大学で法学と哲学を学び、イタリア留学でフェリーニ、ヴィスコンティに、そして大映では溝口健二や市川崑に師事。映画界きってのインテリにして、異色の経歴も持つ増村保造(1924-1986)。自己の欲望に忠実な登場人物たち、中でも強烈な個性の女性たちを意表を突く演出で描き、タランティーノら国内外の名だたる監督を興奮させたモダンな作風は、半世紀を経た今なお一向に色褪せません。未体験の人こそ、ぜひスクリーンで!


自由だぜ!80~90年代自主映画

全国の映画研究会での8ミリフィルム映画制作熱のピーク時代につくられた傑作選。
一巻3分しか撮れない8ミリフィルムで“劇場映画”をつくろうとした情熱を今こそ実体験!


PFFスペシャル映画講座

映画を意外な視点から楽しむことで、新たな面白さを体験。
今年は3つのプログラムをご用意します。


《緊急特集》 中村靖日さんを偲んで

PFFアワード1994・グランプリ作品『寮内厳粛』で中村靖日さんはスタッフとして、俳優として、現在『キングダム』シリーズで活躍する佐藤信介監督と共に会場にいた。「映画制作チームの一員」として、いつも静かに佇んでいた中村さんを偲び、緊急追悼企画を行います。


新シリーズ はじまりの映画~創るよろこび、観る驚き~

古いけれども新しい、映画の歴史シリーズです!


第28回PFFスカラシップ作品『道行き』 お披露目上映

PFFが企画から公開までトータルプロデュースする長編映画プロジェクト最新作。PFFアワード2019でグランプリを受賞した『おばけ』の中尾広道監督の新作が完成しました!奈良の古民家を舞台にした時間をご期待ください。

■(監)=監督 (原)=原作 (脚)=脚本 (出)=出演 

[コンペティション]PFFアワード2024 Aプログラム (計134分+トーク) Bプログラム (計128分+トーク) Cプログラム (計84分+トーク) Dプログラム (計89分+トーク) Eプログラム (計78分+トーク) Fプログラム (計93分+トーク) Gプログラム (計70分+トーク) Hプログラム (計102分+トーク) PFFアワード2024受賞作上映(準グランプリ含む受賞作) PFFアワード2024受賞作上映(グランプリ含む受賞作) Invited Works[招待作品部門] ■生誕100年 増村保造新発見!~決断する女たち~■ くちづけ (74分・1957年・監:増村保造) 暖流 (94分・1957年・監:増村保造) 巨人と玩具 (96分・1958年・監:増村保造) 黒の試走車テストカー (95分・1962年・監:増村保造) 黒の超特急 (94分・1964年・監:増村保造) 動脈列島 (121分・1975年・監:増村保造)
曽根崎心中 (112分・1978年・監:増村保造)
兵隊やくざ (103分・1965年・監:増村保造) 痴人の愛 (93分・1967年・監:増村保造) セックス・チェック 第二の性 (89分・1968年・監:増村保造) 盲獣 (84分・1969年・監:増村保造) 女体 (95分・1969年・監:増村保造) 大地の子守歌 (111分・1976年・監:増村保造) ■自由だぜ!80~90年代自主映画■ 気分を変えて? (30分・1979年入選・監:犬童一心)
教訓Ⅰ (35分・1981年入選・監:笹平 剛(現・利重 剛))
The story of “CARROT FIELD” (70分・1983年入選・監:東山充裕)
ORANGING'79 (25分・1979年入選・監:今関あきよし)
この道はいつか来た道 (80分・1983年入選・監:浅野秀二)
ファントム(DES FANTÔMES) (124分・1983年入選・監:樋口尚文)
みどり女 (140分・1986年入選・監:成島 出)
ついのすみか (35分・1987年入選・監:井川耕一郎)
悩ましき東京タワーのもとで (28分・1990年入選・監:計良美緒)
紫の部分 (45分・1991年グランプリ・監:計良美緒)
ねんねこりんりん (45分・1981年入選・監:長谷川 久)
hi-lite (32分・1987年入選・監:墨岡雅聡)
バス・アマリリス (39分・1988年入選・監:墨岡雅聡)
灼熱のドッジボール (15分・1992年グランプリ・監:古厩智之)
走るぜ (29分・1994年招待作品・監:古厩智之)
蛇の道 (85分・1998年・監:黒沢 清)
蜘蛛の瞳 (83分・1998年・監:黒沢 清)
■PFFスペシャル映画講座■ ◎映画のデザイン◎ 参考上映 ナイト・オン・ザ・プラネット (129分・1991年・監:ジム・ジャームッシュ) ◎ピーター・バラカン 音楽のある人生◎ TWO TRAINS RUNNIN’ (80分・2016年・監:サム・ポラード) ◎真似っこ万歳!◎ EO イーオー (88分・2022年・監:イエジー・スコリモフスキ) バルタザールどこへ行く (96分・1966年・監:ロベール・ブレッソン) ■《緊急特集》 中村靖日さんを偲んで■ 寮内厳粛 (18分・1994年・監:佐藤信介)
月島狂奏 (36分・1994年・監:佐藤信介)
正門前行 (66分・1997年・監:佐藤信介)
運命じゃない人 (98分・2004年・監:内田けんじ) ■新シリーズ はじまりの映画 ~創るよろこび、観る驚き~■ 《映画のはじまり 傑作選》 (計46分・1895~1908年) アエリータ ※サイレント上映 (84分・1924年・監:ヤーコフ・プロタザーノフ) チェス狂 ※サイレント上映 (20分・1925年・監:フセヴォロド・プドフキン、ニコライ・シピコフスキー)
戦艦ポチョムキン ショスタコービッチ版 (73分・1925年・監:セルゲイ・M・エイゼンシュテイン)
■第28回PFFスカラシップ作品『道行き』 お披露目上映■ 道行き (80分〈予定〉・2024年・監・脚・編集:中尾広道)

上映作品詳細

[コンペティション]PFFアワード2024

映画監督を目指す若者たちの登竜門。今年は692本の応募作品の中から入選した、19作品をスクリーンで上映。

【最終審査員】
小田香  フィルムメーカー/アーティスト
小林エリカ 作家/アーティスト
高崎卓馬 クリエイティブ・ディレクター/小説家
仲野太賀 俳優
吉田恵輔 映画監督
※五十音順/敬称略


国立映画アーカイブでのスクリーン上映に加え、二つのプラットフォームでもオンライン配信!

配信期間:9月7日(土)昼12:00~10月31日(木)
DOKUSO映画館+U-NEXT


※入選監督の年齢、職業(学校名)は応募時のものです。


Aプログラム(計134分+トーク)

  • 2024年9月10日(火) 11:30 AM@小ホール
  • 2024年9月14日(土) 5:30 PM@長瀬記念ホール OZU

アイスリンク(10分・カラー)

(監)王 紫音(23歳/清華大学美術学院)

摩訶不思議な中国式アニメーション

2人の若者がアイスリンクのオープンをお喋りしながら待っている。とめどなく溢れる不思議でオフビートな会話に、カラフルで奇天烈な動物や昆虫が乱れ飛ぶ、とても優しい白日夢。目にも眩しい大人の絵本。

さよならピーチ(124分・カラー)

(監)遠藤愛海(22歳/京都芸術大学 芸術学部 映画学科)

映画への愛が溢れる時…

ラストシーンがうまく演じられず悩む、主人公もも。演技の参考に、サイレント映画を上映すると、劇中の女優が突然スクリーンから飛び出してくる…。つくり手の瑞々しい悩みや葛藤を、自主映画の世界線で描いた青春賛歌。


Bプログラム(計128分+トーク)

  • 2024年9月11日(水) 1:30 PM@小ホール
  • 2024年9月15日(日) 5:30 PM@長瀬記念ホール OZU

(21分・カラー)

(監)杜 詩琪(25歳/武蔵野美術大学大学院 映像・写真コース)

ミソジニー社会で乱舞してみた

男尊女卑が色濃く残る中国の地方都市に、日本から里帰りした監督自身が、同国の結婚、出産、同性愛の在り方を探る。慣習という“鎖”をパフォーミングアートとアニメーションを駆使して描いた、切実で渾身の映像表現。

さようならイカロス(107分・カラー)

(監)田辺洸成(20歳/青山学院大学 総合文化政策学部)

神も仏も知ったこっちゃない世界へ

無気力な青年ケンが、同じく無気力な女性との出会いを通して、同性愛、性虐待、貧困、暴力、死という薄皮1枚向こうのリアルを垣間見る。監督の心の叫びが全編にこだまし、目を背けたくなる現実を否応なしに叩きつける問題作。


Cプログラム(計84分+トーク)

  • 2024年9月10日(火) 3:30 PM@小ホール
  • 2024年9月14日(土) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU

Into a Landscape(2分・カラー)

(監)山中千尋(30歳/東京藝術大学大学院 映像研究科 アニメーション専攻)

色彩と形態のせめぎ合い

水彩画タッチの魅力が凝縮された2分間の短編アニメーション。紙の上に創造された自然の美しさと圧倒的な力強さを畏敬の念を持って描き、抽象と具象を行き来していく。その麗しさが全編にわたって炸裂する曼荼羅。

分離の予感(64分・カラー)

(監)何 英傑(25歳/武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科)

芝居の中で芝居をする…という芝居

映画のオーディションで初めて顔を合わせた男女は、台本に従って演技を始める。虚構と現実、過去と未来が少しずつ混ざり合う様子を、コントラストの効いた画面構成と漂うカメラ演出で描き、洗練された作家性が溢れ出る。

あなたの代わりのあなた展(18分・カラー)

(監)山田 遊(28歳/劇団主宰)

珍妙な会話が織りなす恋物語

マッチングアプリの待ち合わせをすっぽかされた男と、美術館デートをすっぽかされた女。2人は仕方なく“代わり”のデートを始めるが…。ミニマルな登場人物の遊戯のような会話劇で展開される、独特すぎる映画体験。


Dプログラム(計89分+トーク)

  • 2024年9月11日(水) 5:30 PM@小ホール
  • 2024年9月14日(土) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU

正しい家族の付き合い方(17分・カラー)

(監)ひがし沙優(14歳/中学生)

恐るべき中学生の自我大爆発!

酒浸りの父親と暮らす夢見る少女。彼女の思い描く理想の親子像はどこか歪。目の前の現実になす術も力もない少女は、それでも上を向く、そして外を向く…。最年少14歳の監督が描く、振り切ったテンションの一作。

これらが全てFantasyだったあの頃。(72分・カラー)

(監)林 真子(27歳/会社員)

“創作”という狂気と凶器と狂喜

役者の夢を追うえみ。引っ越し中に見つけた脚本によって記憶の扉が開かれ、次第に虚構と現実の境界が曖昧になっていく。何層にも重なる物語は複雑に交差しながらも、夢見る主人公たちを応援するかのように爽快に広がっていく。


Eプログラム(計78分+トーク)

  • 2024年9月8日(日) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年9月13日(金) 5:00 PM@小ホール

ちあきの変拍子(31分・カラー)

(監)白岩周也、福留莉玖(18歳、17歳/米子工業高等専門学校 放送部)

イマジナリーフレンドと決別したい!

自分を抑えて生きる女子高生・千秋と、彼女が創り出した春貴という人格。必死の我慢を邪魔されることに我慢ができなくなった彼女は、ついに“彼”を消し去ろうとするが…。カタルシスと喪失感と希望が背中合わせのスリリングな青い春の叫び。

I AM NOT INVISIBLE(24分・カラー)

(監)川島佑喜(21歳/武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科)

“名もなき街”での自分探しの記録

“心が疲れた”監督が自身のルーツに迫るセルフドキュメンタリーは、フィリピンのスラム街でたくましく生きる人々の姿を捉える。同国でサバイブしてきた祖母の現実的な言葉に心が揺れながら、魂の“在り方”を力強く探究する。

わたしのゆくえ(23分・カラー)

(監)藤居恭平(32歳/会社員)

恋しい、寂しい、また恋しい

勤務先の探偵事務所で、ある男性の調査映像を編集する孤独な女性・難波。次の休日、彼女の足は男の住むマンションへ向かっていた。繰り広げられる人間ドラマはサスペンスかラブコメか。圧倒的な不穏さをたたえる一本。


Fプログラム(計93分+トーク)

  • 2024年9月7日(土) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年9月12日(木) 4:30 PM@小ホール

よそのくに(9分・カラー)

(監)尾関彩羽(21歳/名古屋学芸大学 映像メディア学科)

音と画の“対位法”で描く出会いの機微

緑豊かな丘陵を包むのは、そこにはないはずの浜辺の響き。山であり海である、この不思議な空間で初めて出会った2人の少女がリコーダーで奏でる童謡。2つの世界を入れ替えた大胆な演出が観る者を圧倒する。

季節のない愛(84分・カラー)

(監)中里有希(22歳/東北芸術工科大学 デザイン工学部)

幸せになりたい2人は山を登る

それぞれ人生に傷付いてきた、同じ高校演劇部出身のノゾミとヨリコ。“あの時の約束”を果たすために山を登り、鳴らせば幸福になれるという鐘を探す。山と森を歩き続ける中年女性の姿に込めた監督の願いが胸を打つ。


Gプログラム(計70分+トーク)

  • 2024年9月7日(土) 2:45 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年9月12日(木) 1:30 PM@小ホール

END of DINOSAURS(28分・カラー)

(監)Kako Annika Esashi(26歳/国連職員)

恐竜の町で雄叫びを!

新幹線と恐竜の町・福井市に住む帰国子女のエイコは、和順な日本人に囲まれた平凡すぎる日常を漫然と生きる。アメリカ生まれの監督が、軽快で多国籍な語り口で、自身のアイデンティティーの探究をエネルギッシュに描く。

サンライズ(24分・カラー)

(監)八代夏歌(18歳/愛知県立旭丘高等学校 美術科)

高校生監督による、瑞々しい独り言

映画への夢を諦められないヤシロ。“落としどころ”を見つけようとする日々、レンズを通せば生き生きとした世界が広がる。彼女は、諦めることを諦めた。POV撮影多用で自身の内面をストレートにぶちまけた、エネルギー溢れる決意表明。

チューリップちゃん(18分・カラー)

(監)渡辺咲樹(22歳/東北芸術工科大学 デザイン工学部)

チューリップちゃん!レッツゴーゴー!

ちょっと変わった小学5年生・チューリップちゃんの夢は、“孫に還暦を祝ってもらうこと”。アニメーションならではの珍妙でオフビートな演出スタイルと卓越したワードセンスで、唯一無二の世界に引き込まれる。


Hプログラム(計102分+トーク)

  • 2024年9月8日(日) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年9月13日(金) 1:30 PM@小ホール

松坂さん(39分・カラー)

(監)畔柳太陽(25歳/フリーター)

物語の中の女性への想い

執筆中の脚本にぴったりな“グラウンドでトンボをかける女性”と出会ってしまった青年・木嶋。淡い思いは台本を抜け出して現実と呼応を始める。見事なキャスティングと演出で獲得した“実在感”が、観客の心を揺さぶる。

秋の風吹く(63分・カラー)

(監)稲川悠司(26歳/フリーター)

金なきに因する7本の映画

一貫したやるせなさに彩られた不思議な7本の短編集。アニメーション、実写映像、人形劇、活弁など、ありとあらゆる実験的な表現手法で繰り出される、独特すぎる世界観が、観客の脳味噌をぐにゃりと刺激する。


PFFアワード2024受賞作上映(準グランプリ含む受賞作)

  • 2024年9月21日(土) 12:00 PM@長瀬記念ホール OZU

上映作品は、9月20日(金)に公式サイトで発表します。


PFFアワード2024受賞作上映(グランプリ含む受賞作)

  • 2024年9月21日(土) 3:30 PM@長瀬記念ホール OZU

上映作品は、9月20日(金)に公式サイトで発表します。


Invited Works[招待作品部門]

映画を観る人にも、つくる人にも、驚きと発見と喜びを13日間でお届けする6企画です。

作品情報の末尾に「35mm」とあればフィルム上映、表記のない作品はデジタル上映です


■生誕100年 増村保造新発見!~決断する女たち~■

東京大学で法学と哲学を学び、イタリア留学でフェリーニ、ヴィスコンティに、そして大映では溝口健二や市川崑に師事。映画界きってのインテリにして、異色の経歴も持つ増村保造(1924-1986)。自己の欲望に忠実な登場人物たち、中でも強烈な個性の女性たちを意表を突く演出で描き、タランティーノら国内外の名だたる監督を興奮させたモダンな作風は、半世紀を経た今なお一向に色褪せません。未体験の人こそ、ぜひスクリーンで!

以下の作品は2024年8月現在配信なし。ぜひこの機会に!

『くちづけ』『巨人と玩具』『黒の試走車』『黒の超特急』『セックス・チェック 第二の性』『盲獣』『女体』『大地の子守歌』


《連動企画》

U-NEXTでも増村監督作品を特集!
永遠のミューズ・若尾文子の主演作『青空娘』『妻は告白する』『赤い天使』など、全13作品を配信中。(2024年8月現在)


くちづけ(74分・白黒)

  • 2024年9月20日(金) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU

1957(監)増村保造(原)川口松太郎(出)川口 浩、野添ひとみ

拘置所で出会い、惹かれ合う若い男女。海辺で戯れ、飲み、踊り…まばゆいばかりに見えた2人の恋だったが、ある影が差す。青春をかつてなくドライに描いた鮮烈なデビュー作。


暖流(94分・カラー)

  • 2024年9月12日(木) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1957(監)増村保造(原)岸田国士(出)根上 淳、野添ひとみ、左 幸子

名作の再映画化でそのスピードと個性を知らしめる。腐敗した病院を舞台に、再建に奔走する男、看護師、院長の娘の三角関係を描き、左幸子の演技は伝説となり語り継がれる。


巨人と玩具(96分・カラー)

  • 2024年9月17日(火) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1958(監)増村保造(原)開高 健(出)川口 浩、野添ひとみ、高松英郎

製菓会社の宣伝マンは無名の少女を利用し、競合他社に打ち勝とうとするが…。高度経済成長“前夜”の日本社会を冷ややかに見つめた美術や白坂依志夫の脚本が鋭い。

ゲスト 奥山大史(映画監督)、高崎卓馬(クリエイティブ・ディレクター/小説家)


黒の試走車テストカー(95分・白黒)

  • 2024年9月12日(木) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1962(監)増村保造(原)梶山季之(出)田宮二郎、叶 順子、船越英二

自動車メーカーの熾烈な競争を描く。恋人に産業スパイを命じられた女の選択は?本作の大ヒットで政財界をサスペンスフルに描く計11本の「黒」シリーズが作られた。


黒の超特急(94分・白黒)

  • 2024年9月17日(火) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1964(監)増村保造(原)梶山季之(出)田宮二郎、藤由紀子、船越英二

「黒」シリーズ最終作。岡山で不動産屋を営む男は用地買収で一儲けしたのをきっかけに、新幹線開通を巡る汚職事件にのめり込んでいく。夢と欲望の昭和の傑作。


《2作品同時上映》

  • 2024年9月15日(日) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU

動脈列島(121分・カラー・35mm)

1975(監)増村保造(原)清水一行(出)田宮二郎、近藤正臣、梶芽衣子

新幹線の転覆を目論む青年医師と敏腕捜査官の攻防を描く。国鉄を恨む背景には、騒音で亡くなった老婆がいて…。公害が社会問題化する中で製作された社会派サスペンス。

曽根崎心中(112分・カラー・35mm)

1978(監)増村保造(原)近松門左衛門(出)宇崎竜童、梶 芽衣子、左 幸子

醤油屋の手代・徳兵衛と堂島新地の遊女・お初の叶わぬ恋の物語。男に同情して死を選ぶ原作と異なり、増村のお初は愛を貫くために死を決意する。宇崎竜童の映画初主演作。

ゲスト 梶 芽衣子(俳優)聞き手 工藤将亮(映画監督)


兵隊やくざ(103分・白黒)

  • 2024年9月18日(水) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1965(監)増村保造(原)有馬頼義(出)勝 新太郎、田村高廣、淡路恵子

関東軍に入隊した新兵は元やくざの用心棒。型破りな行動で睨まれるが、大卒の古参上等兵とは奇妙な絆で結ばれる。全9作に及ぶシリーズを生んだ伝説の第一作。


痴人の愛(93分・カラー)

  • 2024年9月10日(火) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1967(監)増村保造(原)谷崎潤一郎(出)小沢昭一、安田(現・大楠)道代

谷崎の過剰な愛の物語、3度目の映画化に増村が挑戦。男の飼育下から脱し、逆襲する文学史上最も有名な少女ナオミを大楠が新たに創出。驚愕の一作となった!


セックス・チェック 第二の性(89分・カラー)

  • 2024年9月10日(火) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1968(監)増村保造(原)寺内大吉(出)安田(現・大楠)道代、緒形 拳

「男になれ!」と厳しく指導した陸上女子選手が、性別検査で「女ではない」と宣告された。コーチは選手を“女”に戻そうと必死になるが…。爽やかさとは無縁のスポーツ映画。


盲獣(84分・カラー)

  • 2024年9月7日(土) 5:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1969(監)増村保造(原)江戸川乱歩(出)船越英二、緑 魔子、千石規子

盲目の彫刻家は、理想の肉体を持つモデルを監禁する。愛憎の果てに2人はより甘美な刺激を求め。原作の現実離れした「触覚」への執着を美術の間野重雄が見事に映像化。

ゲスト 緑 魔子(俳優)聞き手 工藤将亮(映画監督)


女体(95分・カラー)

  • 2024年9月17日(火) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1969(監)増村保造(出)浅丘ルリ子、岡田英次、梓 英子

増村が長く望んでいた浅丘ルリ子がついに主演。あて書きされた「好きになった男を獰猛に獲得していく我慢しない女」を強烈に演じる。周りを固める俳優陣、衣装も豪華。


大地の子守歌(111分・カラー)

  • 2024年9月10日(火) 6:15 PM@長瀬記念ホール OZU

1976(監)増村保造(原)素九鬼子(出)原田美枝子、佐藤佑介、岡田英次

13歳で瀬戸内海の島に娼婦として売られた少女は、恋を失っても盲目になっても、決して人生を諦めなかった。苛酷な運命に抗う、原田美枝子の体当たりの演技に刮目せよ。

ゲスト 原田美枝子(俳優)聞き手鶴岡慧子(映画監督)


■自由だぜ!80~90年代自主映画■

全国の映画研究会での8ミリフィルム映画制作熱のピーク時代につくられた傑作選。 一巻3分しか撮れない8ミリフィルムで“劇場映画”をつくろうとした情熱を今こそ実体験!

この7プログラム15作品はすべて、貴重なポジフィルムからのデジタル変換です。 ここでしか観られないレアチャンスです。


高校時代から始めました

  • 2024年9月7日(土) 12:00 PM@小ホール

中学生、高校生が大学生に交じって映画をつくったいい時代の逸品

気分を変えて?(30分・カラー)

1979年入選(監)犬童一心(出)原 純一、長谷川 聡、池田一之

人気アイドルの解散コンサートの日、カメラを持った青年が1978年の東京の街を駆け巡る。犬童監督の高校時代の8ミリ初作品。

ゲスト 犬童一心監督

教訓Ⅰ(35分・カラー)

1981年入選(監)笹平 剛(現・利重 剛)(出)鶴田雄次郎、加瀬文照、彦坂 誠

高校の朝礼で突然、徴兵制度が宣告された。軍事教練が始まり、やがて他校との戦争まで勃発する。県人エピソードも楽しい逸品。

The story of “CARROT FIELD”(70分・カラー)

1983年入選(監)東山充裕(出)浦沢一正

陸上選手と少女が織りなす幻想的な世界。運命が空へと羽ばたく独創的なストーリーに心揺さぶられる、「高校生映画」の金字塔!

ゲスト 東山充裕監督

ORANGING'79(25分・カラー)

1979年入選(監)今関あきよし(出)三留まゆみ、田代豊一、手塚 眞

懐かしい風景を歩くあのコを撮るだけで、ドラマチックになる奇跡。1979年PFFで審査員の大林宣彦監督も絶賛!

ゲスト 今関あきよし監督、三留まゆみ(出演)


伝説の映研「立教パロディアス・ユニティ」

  • 2024年9月7日(土) 4:30 PM@小ホール

映研映画の枠を超えた意欲作に圧倒される!活劇がここに

この道はいつか来た道(80分・カラー)

1983年入選(監)浅野秀二(出)勝野 宏、塩田明彦、浜田耕作

犯罪心理学の卒論を書くために子犬誘拐を企てる大学生。地元テレビ局が追う、連続通り魔事件の犯人の逃走劇に巻き込まれ…。

ゲスト 浅野秀二監督 聞き手 吉田伊知郎


8ミリで超長編!桁外れの情熱炸裂

  • 2024年9月15日(日) 12:00 PM@小ホール

「とにかく面白い!」と、当時の審査員たちも大感動!!

ゲスト 樋口尚文監督

ファントム(DES FANTÔMES)(124分・カラー)

1983年入選(監)樋口尚文(出)太田裕己、小山登美夫、山本奈津子

高校時代の『ゲリラになろうとした男』で注目された作者の大学初作品。青春映画が怪談映画に反転する息もつけない傑作 。


8ミリ超長編で描く不朽のSF恋愛譚!

  • 2024年9月8日(日) 12:00 PM@小ホール

渾身作で長谷川和彦監督に弟子入り。プロ並みの技量も話題に

みどり女(140分・カラー)

1986年入選(監)成島 出(出)日野明子、琢磨裕子、原田文明

緑色の性器を持つ女・みどりと、彼女の虜になった3人の男の奇妙な同棲生活。緊迫感ある映像で衝撃のラストまで突っ走る!


8ミリ時代の終焉、最後の傑作群

  • 2024年9月8日(日) 4:00 PM@小ホール

奇しくも追悼プログラムとなった当時話題の3作品を一挙上映!

ついのすみか(35分・カラー)

1987年入選(監)井川耕一郎(出)北沢典子、飯塚裕之、荻原かおる

姉の失踪後、夜ごと男と逢瀬を重ねる妹。虚ろな会話に、執拗に肉体を捉えるショットが重なり、濃厚なエロスが醸し出される。

悩ましき東京タワーのもとで(28分・カラー)

1990年入選(監)計良美緒(出)土海美幸、夏目吾郎、勝野雅美

ボーイフレンドを不器用に拒んだ17歳。優しさにイラ立ち、欲望に混乱する20歳。恋の追いかけっこに主人公の感情が爆発する。

紫の部分(45分・カラー)

1991年グランプリ(監)計良美緒(出)大塚千寛、井土紀州、北原彩絵

映画館で働く女は、見知らぬ男に突然「臭い」と言われ、必死で下着を洗う。押入に干す下着のような、誰の心にもある恥部の物語。


地方発映画の衝撃!

  • 2024年9月15日(日) 4:00 PM@小ホール

愛知のpopな才能、福岡のクールなリズム、唯一無二のふたり

ねんねこりんりん(45分・カラー)

1981年入選(監)長谷川 久(出)牡鹿埜としあき、倉知三希子、すもももも

高校卒業を機に離れ離れになったカップルは、天女の策略を乗り越え、新しい星で再会する。ポップでキュートなSFラブ・メルヘン。

hi-lite(32分・カラー)

1987年入選(監)墨岡雅聡(出)墨岡雅聡、山本康晴、長沼秀幸

32分の中に十数本ものエピソードやギャグを凝縮。当時23歳の監督の日常をコミカルに投影した、心地いい一編。

バス・アマリリス(39分・カラー)

1988年入選(監)墨岡雅聡(出)墨岡雅聡、山本康晴、弥生健生

ある男の“自分の音”探しの旅。何度もリフレインされる音と映像が融合し、不思議な世界が紡ぎ出されていく。


伝説となったグランプリ作品

  • 2024年9月10日(火) 6:45 PM@小ホール

テレビ放映もされた人気作品と傑作中編のデジタル化をついに実現!

ゲスト 古厩智之監督 聞き手 吉田伊知郎

灼熱のドッジボール(15分・カラー)

1992年グランプリ(監)古厩智之(出)清水優雅子、松島 創、仲野麻貴

夏の日の放課後。あの娘は今夜、東京に発つ。列車まであと40分…。見事な編集とカメラワークで綴る、高校生の淡く切ない別れ。

走るぜ(29分・カラー)

1994年招待作品(監)古厩智之(出)波多雅子、直井徳弘

カバンを盗まれた女子高生が仲間と犯人を追いかける。山へ、海へとひた走り、いつしか立場も忘れ、ただ走ることに高揚していく。


<特別上映>自主映画じゃないけれど自由だぜ! 「2本撮り」という技、「編集」という技

  • 2024年9月11日(水) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

90年代の自由な映画づくりを象徴する2作を上映。1月に逝去した映画編集者・鈴木歓氏を偲び、黒沢清監督が登壇し創作秘話を語ります。

ゲスト 黒沢 清監督

蛇の道(85分・カラー・35mm)

1998(監)黒沢 清(出)哀川 翔、香川照之

娘を殺された男は謎の協力者を得て、拷問も辞さずに犯人を追い詰めていくが…。2024年、舞台をフランスに移したセルフリメイクを発表。

蜘蛛の瞳(83分・カラー・35mm)

1998(監)黒沢 清(出)哀川 翔、ダンカン、大杉漣

『蛇の道』の異色姉妹編。復讐を果たし、生きる目的を失った男は殺し屋となる。だが、組織の抗争に巻き込まれ、ある決断を迫られることに。


■PFFスペシャル映画講座■

映画を意外な視点から楽しむことで、新たな面白さを体験。
今年は3つのプログラムをご用意します。


◎映画のデザイン◎

チラシ、ポスター、パンフレット。
日本で高度に発達した宣伝美術に焦点を当てる映画講座

ゲスト 講師:大島依提亜(アートディレクター)


参考上映 ナイト・オン・ザ・プラネット(129分・カラー)

  • 2024年9月8日(日) 5:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1991(アメリカ)(監)ジム・ジャームッシュ

ハリウッドの大物を乗せた若い運転手、英語を話せない運転手…。ある夜、LA、NY、パリ、ローマ、ヘルシンキを走るタクシーで起きる、5つの物語。


◎ピーター・バラカン 音楽のある人生◎

毎年好評の音楽映画シリーズ。
7年目は傑作ドキュメンタリーを日本初上映!

ゲスト講師(9/11のみ):ピーター・バラカン(ブロードキャスター)


TWO TRAINS RUNNIN’(80分・カラー)

  • 2024年9月11日(水) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年9月20日(金) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2016(アメリカ)(監)サム・ポラード

公民権運動の真っ只中、アメリカ東海岸と西海岸から2人の大学生がミシシッピー州を目指して旅立った。消えたブルース・シンガーを探して。


◎真似っこ万歳!◎

「人生で唯一泣いた映画」への憧れを抱き続けた巨匠・スコリモフスキがついに放ったオマージュ映画。ふたつの美しいロバの物語を是非連続で


EO イーオー(88分・カラー)

  • 2024年9月18日(水) 4:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022(ポーランド・イタリア)(監)イエジー・スコリモフスキ

20代で遭遇した『バルタザール~』の感動が半世紀を経てこの映画を生んだ。幸せなサーカス団を出され欧州をさまようEOの瞳に映る現実は。


バルタザールどこへ行く(96分・白黒)

  • 2024年9月18日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1966(フランス・スウェーデン)(監)ロベール・ブレッソン

ドストエフスキーへのオマージュとして生まれた少女とロバのバルタザールの愛の物語。寡作で知られる巨匠ブレッソンの伝説となった一作。


■《緊急特集》 中村靖日さんを偲んで■

PFFアワード1994・グランプリ作品『寮内厳粛』で中村靖日さんはスタッフとして、俳優として、現在『キングダム』シリーズで活躍する佐藤信介監督と共に会場にいた。「映画制作チームの一員」として、いつも静かに佇んでいた中村さんを偲び、緊急追悼企画を行います。


《佐藤信介監督3作品上映》

  • 2024年9月14日(土) 1:00 PM@小ホール

ゲスト 犬童一心(映画監督)、山中聡(俳優)

寮内厳粛(18分・白黒)

1994(監)佐藤信介(撮)中村靖日(出)石黒紀之、川野宏毅、宮本牧子

予備校の寮で、成績を上げる薬の噂が広まる。浪人生たちの長くて短い、いつもの1日。

月島狂奏(36分・カラー)

1994(監)佐藤信介(録音)中村靖日(出)千葉祐子、服部良次、中村靖日

父が入院。だけど、気になるのは父の土地!? ちぐはぐな家族の小波乱を軽快に描く。

正門前行(66分・カラー)

1997(監)佐藤信介(出)内野勝就、伊藤聖子、中村靖日

脚本づくりに悩む学生がネタにしようと首を突っ込んだ盗難騒ぎ、その意外な真相。


運命じゃない人(98分・カラー・35mm)

  • 2024年9月14日(土) 5:00 PM@小ホール

2004(監)内田けんじ(出)中村靖日、霧島れいか、山中 聡

典型的な“いい人”のサラリーマンが巻き込まれる、恋の騒動と大金絡みの大事件。

ゲスト 内田けんじ監督


■新シリーズ はじまりの映画 ~創るよろこび、観る驚き~■

古いけれども新しい、映画の歴史シリーズです!


《映画のはじまり 傑作選》(計46分・白黒/パートカラー・1895~1908年)

  • 2024年9月12日(木) 2:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年9月13日(金) 2:00 PM@長瀬記念ホール OZU

20世紀初頭、リュミエール兄弟のシネマトグラフが映した記録映像や手づくり感満載の娯楽映画など20本の傑作短編集。9人のつくり手による驚きとユーモア溢れる46分!


アエリータ ※サイレント上映(84分・白黒・35mm)

  • 2024年9月13日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年9月19日(木) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1924(ソ連)(監)ヤーコフ・プロタザーノフ

妻を殺してしまった無線技師は火星に逃れ、女王アエリータと恋に落ちる。だが、同行した赤軍兵士が革命を起こし…。


《歴史的名作2作品同時上映》

  • 2024年9月13日(金) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年9月19日(木) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU

チェス狂 ※サイレント上映(20分・白黒・35mm)

1925(ソ連)(監)フセヴォロド・プドフキン、ニコライ・シピコフスキー

誰も彼もがチェスに夢中!相手にされない婚約者は毒をあおろうとするが…。風刺の冴える短編コメディ。

戦艦ポチョムキン ショスタコービッチ版(73分・白黒・35mm)

1925(公開:1976年)(ソ連)(監)セルゲイ・M・エイゼンシュテイン

1905年に起きた水兵たちの反乱と、それに呼応した市民の虐殺を描く不滅の傑作。


■第28回PFFスカラシップ作品『道行き』 お披露目上映■

PFFが企画から公開までトータルプロデュースする長編映画プロジェクト最新作。PFFアワード2019でグランプリを受賞した『おばけ』の中尾広道監督の新作が完成しました!奈良の古民家を舞台にした時間をご期待ください。


道行き(80分〈予定〉・白黒)

  • 2024年9月19日(木) 6:45 PM@長瀬記念ホール OZU

2024(監・脚・編集)中尾広道(出)渡辺大知、桐竹勘十郎、細馬宏通、田村塁希、大塚まさじ

ゲスト 中尾広道監督、渡辺大知(俳優)


※注意※
国立映画アーカイブ公式チケットサイトでの電子チケットの販売はありません。
チケットの最新の完売情報は、チケットぴあの購入サイトでご確認ください。


*国立映画アーカイブは11時開館です。
開場時間は、上映時間の15分前です。日ごとに上映開始時間が違いますので、ご注意ください。
*プログラムおよび来場ゲストが予告なく変更になる場合もございます。ご了承ください。

2024年9月7日(土)

11:00 AM 開館

2024年9月7日11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月7日2:45 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月7日4:30 PM@小ホール
2024年9月7日5:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月8日(日)

11:00 AM 開館

2024年9月8日11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月8日12:00 PM@小ホール
2024年9月8日2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月8日5:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月10日(火)

11:00 AM 開館

2024年9月10日11:30 AM@小ホール
2024年9月10日1:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月10日3:30 PM@小ホール
2024年9月10日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月10日6:15 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月10日6:45 PM@小ホール

2024年9月11日(水)

11:00 AM 開館

2024年9月11日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月11日1:30 PM@小ホール
2024年9月11日5:30 PM@小ホール
2024年9月11日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月12日(木)

11:00 AM 開館

2024年9月12日1:30 PM@小ホール
2024年9月12日2:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月12日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月12日4:30 PM@小ホール
2024年9月12日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月13日(金)

11:00 AM 開館

2024年9月13日1:30 PM@小ホール
2024年9月13日2:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月13日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月13日5:00 PM@小ホール

2024年9月14日(土)

11:00 AM 開館

2024年9月14日11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月14日2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月14日5:00 PM@小ホール
2024年9月14日5:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月15日(日)

11:00 AM 開館

2024年9月15日11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月15日12:00 PM@小ホール
2024年9月15日5:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月17日(火)

11:00 AM 開館

2024年9月17日1:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月17日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月17日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月18日(水)

11:00 AM 開館

2024年9月18日1:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月18日4:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月18日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月19日(木)

11:00 AM 開館

2024年9月19日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月19日6:45 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月20日(金)

11:00 AM 開館

2024年9月20日11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月20日1:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年9月21日(土)

11:00 AM 開館

2024年9月21日12:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年9月21日3:30 PM@長瀬記念ホール OZU

チケット情報

※注意※
国立映画アーカイブ公式チケットサイトでの電子チケットの販売はありません。

8月10日(土) 10:00 AMより、全期間分をチケットぴあにて発売!
販売期限:各上映開始時間まで
Pコード:554-203

・全席指定席での販売となります。
・学生、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方は、ホール入場時に証明できるものをご提示ください。ご提示のない方は入場できません。(障がい者の付添者は原則1名まで障がい者と同料金)


  早割券(8月10日(土)~31日(土)まで) 9月券(9月1日(日)~)
一般 高大生 小中生/障がい者
キャンパスメンバーズ
一般 高大生 小中生/障がい者
キャンパスメンバーズ
PFFアワード2024/はじまりの映画 800円 600円 600円 1,000円 700円 600円
[招待作品部門](上記を除く) 1,300円 600円 600円 1,500円 700円 600円

 

(金額は税込)

 


チケットぴあ 購入方法

①インターネット購入[座席選択できる]
②セブン-イレブン[座席選択できない]

・発券手数料、システム手数料は0円です。
・チケットの払戻、交換、再発行はできません。
チケットは会場では発券できません。必ずコンビニ(セブンイレブン or ファミリーマート)で発券して会場までお越しください。

チケットの完売情報は、チケットぴあの購入サイトでご確認ください。

 

会場窓口販売について

国立映画アーカイブ会場窓口でも、上映日当日にチケットを販売いたします。
販売枚数には限りがありますので、ご了承ください。座席選択はできません。

販売時間:各回上映開始の60分前~5分前(12時以前に上映開始の回のみ11時から販売)
販売場所:1階受付にて販売
販売数:10枚以上(チケットぴあ完売時も販売)


「初めてのPFF体験」を!18歳以下の皆様を「PFFアワード2024」プログラムにご招待します!

お申し込みは「第46回ぴあフィルムフェスティバル 2024」公式HPから。(事前申込制・各回先着10名様)


「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2024」開催決定!

11月9日(土)~17日(日)、京都文化博物館フィルムシアターにて開催。
入選監督も多数来場予定!