過去の上映
- 2023.9.9 - 9.23
- 上映企画
第45回ぴあフィルムフェスティバル 2023
45th Pia Film Festival 2023
開催概要
会 期
2023年9月9日(土)-23日(土・祝)※月曜休館
会 場
長瀬記念ホール OZU(2階)
小ホール(地下1階)
定 員
長瀬記念ホール OZU 310名(各回入替制・全席指定)
小ホール 151名(各回入替制・全席指定)
主 催
国立映画アーカイブ/一般社団法人PFF/
公益財団法人川喜多記念映画文化財団/公益財団法人ユニジャパン
概要
[コンペティション部門]
PFFアワード2023
557本の応募作品の中から入選した、22作品をスクリーンで上映。
上映後は監督を迎えてのトークを行います。
オンライン配信 9月9日(土)-10月31日(火)
DOKUSO映画館+U-NEXT
9/23(土)、受賞作上映あり!
上映作品は、9月22日(金)に公式サイトで発表します。
[招待作品部門]
イカすぜ!70~80年代
激動の60年代を過ぎ、生活が大きく変わり始めた70-80年代。
自ら生み出す映画=自主映画=の熱風渦巻くこの時代に、PFFは生まれました。
どんな人たちが、どんな映画が、風を起こしていたのか?
2028年の第50回PFFに向かい、毎年10年区切りで自主映画のみならず当時の傑作の数々を上映し、時代を、歴史を体感する企画をスタートします。自主映画は、もう既に、映画の歴史の中に力強く脈打っています。
アルノー・デプレシャン監督特集
緻密な人間心理の観察と、独自の言葉と行動を紡ぐ比類なき演出で、着実にキャリアを積む名匠を27年ぶりに迎え、初期作品と転換期作品についてじっくり伺います。
協力:東京日仏学院、ムヴィオラ
ブラック&ブラック
ピーター・バラカン氏による音楽映画シリーズ
大スクリーンでブラックミュージックを堪能する企画5年目です。
今年は、企画スタート時からバラカン氏が熱くリクエストしていた『ワッツタックス』の上映が、デジタルで実現!字幕は89年公開時のものを更にブラッシュアップしました!
特別企画
才気溢れる監督たちよ!その名を永遠に留めよう
第29回PFFスカラシップ作品 『恋脳Experiment』お披露目上映
PFFが企画、製作、公開までトータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ」。
今年は、『Journey to the 母性の目覚め』でPFFアワード2021審査員特別賞を受賞した、岡田詩歌監督の新作をお披露目します。
■(監)=監督 (原)=原作 (脚)=脚本 (出)=出演
上映作品詳細
■[コンペティション]PFFアワード2023■
557本の応募作品の中から入選した、22作品をスクリーンで上映。
上映後は監督を迎えてのトークを行います。
オンラインでも配信!9/9(土)~10/31(火)
DOKUSO映画館+U-NEXT
映画祭最終日9/23(土)、受賞作上映あり!
*上映作品は、9/22(金)に公式サイトで発表します。
*年齢、職業(学校名)は応募時のものです。
Aプログラム(計107分+トーク)
- 2023年9月12日(火) 1:00 PM@小ホール
- 2023年9月17日(日) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
完璧な若い女性(65分・カラー)
令和のシンカンカク歌謡映画、ここに誕生!
東京から静岡に里帰りする黒部と江莉夏は、二人の幼馴染み・汐音から届いたカセットテープ「perfect young lady」を再生する。出会いと別れのバカンスの記録。歌謡映像とコミカルな会話劇がクセになる!
ホモ・アミークス(42分・カラー)
いきものと共に生きることを問いかけるブラックファンタジー
人間の姿をした実験用生物ホモ・アミークスは「やめろ」としか喋らない。アミークスの飼育員になった田代はある1体に愛着を持ってしまう…。ユニークな設定、巧みなキャラ造形で、観客を物語に誘い込む!
Bプログラム(計130分+トーク)
- 2023年9月9日(土) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2023年9月13日(水) 11:30 AM@小ホール
リテイク(110分・カラー)
読めない展開!劇中映画に翻弄される110分
景はほのかに想いを寄せる遊に自主映画のカメラマンを頼まれる。仲間を集めて撮影が進んでいく中、突然、遊が辞めたいと言いだし…。巧みな劇中映画の使い方!カットの掛け声がかかるたび映画は驚きに溢れていく。
ちょっと吐くね(20分・カラー)
病と自己を見つめるふたりの、トイレを舞台にした異色の会話劇
拒食症で嘔吐を繰り返す柚咲は、大学のトイレで嘔吐する静葉の存在に気がつく。ふたりはトイレの壁をへだて関係を築いていたが、静葉がある約束を破ってしまい…。文学作品を読んだ後のような余韻を残すラストは必見。
Cプログラム(計90分+トーク)
- 2023年9月10日(日) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2023年9月14日(木) 1:00 PM@小ホール
鳥籠(66分・カラー)
あっけない10代の出会いと別れ。哀愁と痛みに溢れた青春映画
暇さえあれば公園に集まりつるんでいた高校生4人組。ある夜呼び出され、悪い先輩の誘いに付き合ったことで、4人の関係性に変化が生じていく。様々な場所を鳥籠に見立て高校生たちの閉塞感を表現した意欲作。
サッドカラー(24分・カラー)
悲しくないって悪いこと?感情を測れる世界のディストピア映画
ある日ミヤは夫に勧められた病院で「悲しみを失くしている」と診断されてしまう。どうにかして悲しみを思い出そうとするミヤだったが…。突き放すような無機質で美しい画面と、皮肉でウィットの効いたセリフに目が離せない!
Dプログラム(計79分+トーク)
- 2023年9月12日(火) 4:00 PM@小ホール
- 2023年9月16日(土) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
USE BY YOUTH(51分・カラー)
抜群のリズム、強烈なシナリオ、初期衝動が爆発する!
ジャンケンと拳が全てを決める町に転校してきた最強の男、真田。江美利という少女との出会いを機にその拳を封印するのだったが、再び戦いに巻き込まれていく…。主人公に台詞は一切なし!大胆すぎる設定の娯楽作。
ただいまはいまだ(28分・カラー)
ある一軒家での、ささいな一日を描いた4人の交流物語
中国人留学生の友人・李と共に、彼の音信不通の友人・高を探しに出かけた太郎。無事に高を発見すると、太郎は彼らを妹と住む実家に招待する。一軒家という限定空間から、確かに日常を生きる4人が浮かび上がる演出が光る。
Eプログラム(計107分+トーク)
- 2023年9月14日(木) 4:00 PM@小ホール
- 2023年9月17日(日) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
移動する記憶装置展(71分・カラー)
かつて栄えた町の記憶を巡る、町民とアーティストたちの物語
ギャラリーを運営する麻子は映像作家の谷繁に展示を依頼し、部屋を貸し出す。元々麻子とルームシェアするスミレは不信感を募らせるが、谷繁の展示の手伝いをする羽目に。シリアスなテーマとオフビートな会話劇の心地よい融合!
また来週(36分・カラー)
フィクションが溢れた現代でフィクションと共に生きる
朝ドラを偏愛しすぎるあまり、まるで自分の経験のようにヒロインに同化してしまう明咲子。ヒロインと同じように女優を志すが、次第に理想の世界と乖離していく。劇中劇の朝ドラを現実と呼応するシームレスな世界として描いた構成力に注目。
Fプログラム(計95分+トーク)
- 2023年9月9日(土) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
- 2023年9月15日(金) 2:30 PM@小ホール
ふれる(60分・カラー)
「ふれる」ことで喪失に向き合っていく少女の成長物語
数年前に母を亡くした小学生の美咲。学校などで問題を起こし周囲を困らせていたが、陶芸工房で遊ぶうちに喜びを感じるようになっていく。子供と、子供に関わる人々の魅力を引き出す繊細な演出力に注目。
Flip-Up Tonic(26分・白黒)
人間とアンドロイドをめぐるハイテンポな会話劇サスペンス
人型アンドロイド「リーチャー」を巡る被験者募集に応募した大学生の多良野。実験中、多良野はリーチャーに逃げられ落ち込むが、実験にはある秘密が隠されていた。事務的な会話から謎が広がっていくスリリングな展開に注目。
ParkingArea(9分・カラー)
非現実的なはずなのにどこか親しみを感じる幻想世界
パーキングエリアに訪れた女性、そこは世界がたったひとりだけのように現実感がない。無機質で幻想的な建築物の中で、彼女が行き着く先は…。一瞬たりとも目の離せない、圧倒的な映像美。
Gプログラム(計95分+トーク)
- 2023年9月9日(土) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2023年9月13日(水) 3:00 PM@小ホール
うらぼんえ(28分・カラー)
夢と、うつつと、現実と。世界がうらがえる28分!
息子の啓太を海の事故で亡くした真司。講師をする絵画教室の生徒から、故人を架空の相手と死後結婚させる供養の言い伝えを聞き、実行にうつすと不思議な変化が…。独特なおどろおどろしい演出と、巧みな構成力が素晴らしい。
こころざしと東京の街(10分・カラー)
「道」と人生の選択にまつわるミニマルな映像作品
進路に悩む、高校生の佐藤と金本。進路選択の提出が明日に迫る中、友人二人にカラオケを誘われ佐藤はそれに乗ってしまう。坂道やT字路の道の形状を「進路」や「人生」に重ね合わせる、短いながら誠実さに溢れた一篇。
逃避(57分・カラー)
登場人物、男と女。逃げても逃げても日常はやってくる
帰宅した恋人の和真の様子がおかしいことに気づいた彩乃。彼は、車を乗り捨て洗濯を始め、何が起きたかは全く話さない。翌朝家に尋ねてきたのは…。緊迫の状況で掃除や布団を干す日常的なリアリティが、現実の焦燥感を増幅させる。
Hプログラム(計89分+トーク)
- 2023年9月10日(日) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
- 2023年9月13日(水) 6:00 PM@小ホール
リバーシブル/リバーシブル(77分・カラー)
「メンタルヘルス」をヒューマンドラマに落とし込んだ意欲作
持病を持つ田中は息子の開と暮らしている。田中は風俗店の送迎の仕事で出会ったミサキに妖精が見えると告げられ、土手に探しにいくようになるのだが…。「見える」ことによる不確かな現実と、確かに存在する生の両面を描き出す。
肉にまつわる日常の話(4分・カラー)
食遍歴から人生の細部を想像する4分間の映像体験
ある映画を見たことをきっかけに肉を避けた生活を送っている女性のエッセイムービー。実写映像やコマ撮り、手書きアニメなど様々な手法で食遍歴を語る!ひとりの人間の人生とおかしさが込み上げてくる作品。
Sewing Love(8分・カラー)
愛は縫い合わせることができる?男女の愛を描いた寓話物語
男の胸には穴が空いている。あるときひとりの女性に出会い、穴を埋めるように愛を育んでいく。しかし彼女を失う恐怖から、自身の胸に彼女を縫い付けようとする…。様々な質感や素材に変形していく感情の表現は圧巻!
Iプログラム(計95分+トーク)
- 2023年9月10日(日) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2023年9月15日(金) 11:30 AM@小ホール
じゃ、また。(52分・カラー)
この部屋はどこに繋がって、どこに向かっているのか?
大学を除籍となり引きこもっているナリヤスの家に、かつての映画仲間シュウタが突然やって来る。彼はなぜ家にやってきたのか?異空間につながる部屋、巻き戻される時間、男の心情と呼応した世界の変化に翻弄される52分間。
ハーフタイム(30分・カラー)
技能実習生の静かな怒りが、画面外のわたしたちに向けられる
中国からの技能実習生・慶陽は、給与未払いの訴えが組合に取り合われず疲弊していた。さらにルームメイトの悪事に加担してしまい、組合に弱みを握られてしまう。映画を観る「わたしたち」に余韻を残し続ける衝撃のラスト。
不在の出来事(13分・カラー)
ワンルームという限定空間を宇宙的に解釈した短編映像
登場する男に名前はない。そしてほとんど映ることもない。カメラは男がいなくなったマンションを写し続ける。「不在の空間」は「観察者」がいるかぎり運動し、息づいている。空間の認識が一変する、感性爆発の13分間。
PFFアワード2023受賞作上映(準グランプリを含む)
- 2023年9月23日(土) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
受賞作上映作品は、9月22日(金)夕方以降に第45回ぴあフィルムフェスティバル 2023で発表します。
PFFアワード2023受賞作上映(グランプリを含む)
- 2023年9月23日(土) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
受賞作上映作品は、9月22日(金)夕方以降に第45回ぴあフィルムフェスティバル 2023で発表します。
■イカすぜ!70~80年代■
激動の60年代を過ぎ、生活が大きく変わり始めた70-80年代。
自ら生み出す映画=自主映画=の熱風渦巻くこの時代に、PFFは生まれました。
どんな人たちが、どんな映画が、風を起こしていたのか?
2028年の第50回PFFに向かい、毎年10年区切りで自主映画のみならず当時の傑作の数々を上映し、時代を、歴史を体感する企画をスタートします。自主映画は、もう既に、映画の歴史の中に力強く脈打っています。
◎大森一樹監督再発見◎
映画が好きすぎて映画になろうとしたひとの、映画への愛と憧れが溢れる3プログラム
自主映画時代①8mm6作品一挙上映(計108分+トーク)
- 2023年9月10日(日) 1:00 PM@小ホール
8ミリ作品はデジタル上映
革命狂時代(13分・カラー)
六甲高校2年時の記念すべきデビュー作!
文化祭用映画として製作を始めるも文化祭粉砕シーンで終わる、1969年という混沌とした年を大きく反映した一篇
空飛ぶ円盤を見た男1/空飛ぶ円盤を見た男2 銀幕死闘編/空飛ぶ円盤を見た男3 エネルギーマン(計49分・カラー&白黒)
ライフワークとして始めた3部作を一挙上映!
大学入学直後の1作目から、「ヒポクラテスたち」後に製作した3作目まで、8ミリ映画独自の表現を駆使した作品集
ヒロシマから遠く離れて(2分・白黒)
秀逸なタイトルの大森監督唯一の実験映画!
医大入学後、映画製作熱が増し、実験映画にも挑戦。インクに滲む紙束をめくる手をリズミカルに描写した作品
明日に向って走れない!(42分・カラー)
素晴らしいショットの連続は見逃せない!
恋人から別れの手紙を受け取った主人公の行動を、様々な映画のオマージュを織り交ぜ描いた疾走感に満ちた作品。
ゲスト 緒方 明(映画監督)聞き手 モルモット吉田氏
自主映画時代②8mm+16mm2作品(計142分+トーク)
- 2023年9月10日(日) 4:30 PM@小ホール
8ミリ作品はデジタル上映
死ぬにはまにあわない!(47分・カラー)
京都を舞台にしたハードボイルド映画に挑戦!
日活ニューアクションに触発され、初めて脚本を執筆し臨んだ、銃撃戦やカーチェイスシーン満載の意欲作。
暗くなるまで待てない!(70分・カラー&白黒・16mm)
初の16ミリによる「ない!」シリーズ最終作!
神戸を舞台に映画製作に打ち込む大学生たちの情熱的な姿を描き、当時の映画を志す若者たちに大きな影響を与えた傑作。
夏子と長いお別れ(25分・カラー・16mm)
映画愛に満ちた自伝的な青春映画
神戸を舞台に、『暗くなるまで待てない!』のヒロイン・稲田夏子が再び登場!名画座「文芸坐」が製作に乗り出す!
ゲスト 緒方 明(映画監督)聞き手 モルモット吉田
必見!秘蔵長編映画豪華2本立て(計206分+トーク)
- 2023年9月20日(水) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
女優時代(93分・カラー・16mm)
宝塚から映画女優へ。乙羽信子の半生を斉藤由貴が熱演
原作・乙羽信子×脚本・新藤兼人のテレビドラマ。映画界へ転身し、成長していく乙羽の姿を、当時21歳の斉藤由貴が見事に演じている。
悲しき天使(113分・カラー・35mm)
女性たちの生きざまが交錯するヒューマンドラマ
父親を殺した娘を追って大分県で張り込みを開始した刑事は、やがて意外な真実に直面する。紆余曲折の末完成した意欲作。必見!
ゲスト 緒方 明(映画監督)聞き手 モルモット吉田
『うしろあたま』『0×0(ゼロカケルコトノゼロ)』(計146分+トーク)
- 2023年9月14日(木) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
うしろあたま(124分・カラー&白黒)
超長回しで切り取る女子大生の現在と過去
1985年(第8回)PFF入選作。突然、髪を男のように短く切った女子大生の日々を淡々と描く。カメラ据えっぱなし、超長回しという独特のスタイルが早くも開花し、過去と交錯して反転する日常を鮮やかに捉える。
0×0(ゼロカケルコトノゼロ)(22分・カラー)
ヌーヴェル・ヴァーグ女子高生監督、誕生の瞬間!
いつもと違う一日を過ごそうと街に出た二人の女子高生。次々出会う奇妙な人々の中で、彼女たちは自分たちの日常を発見する。当時高校三年生だった監督の圧倒的な感受性が躍動し、PFFスカラシッププロジェクトの始まりに繋がる。
ゲスト 風間志織(映画監督)、鈴木卓爾(映画監督・俳優・脚本家)
◎斎藤久志監督再発見◎
長廻しのロングショット、ひとを捉える独自の空間と時間、惜しまれるその逝去...
特別企画:斎藤監督の現場で出会った3人が語り、秘蔵映画をみせる(計110分予定)
- 2023年9月14日(木) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
斎藤監督の映画に出演中の鈴木卓爾氏を訪ねたことで、矢口史靖監督、田中要次さん、3人の長い友情が始まった。秘蔵作品を上映し、数々のエピソードを披露しながら、斎藤久志監督の映画術を伝えていく。
ゲスト 鈴木卓爾(映画監督・俳優・脚本家)、矢口史靖(映画監督)、田中要次(俳優)
塚本晋也監督 presents(計113分+トーク)
- 2023年9月21日(木) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
サンデイドライブ(86分・カラー・16mm)
日常の延長線上にある“非日常”の逃亡劇
レンタルビデオ店の店長・岡村とアルバイトの結衣。ただそれだけだった関係は、結衣が浮気した恋人を殺した夜に一変。岡村は思いを寄せる結衣のため、共犯者となる。あてもない逃避行の結末は?塚本晋也監督主演&プロデュース。
『サンデイドライブ』制作をインスパイアしたワンピース作品を特別上映
*ワンピースとは?(第39回PFFより)
https://pff.jp/39th/lineup/one-piece.html
ワンピース『Whatever』(11分・カラー)
ワンピース『DON’T LOOK BACK IN ANGER』(16分・カラー)
ゲスト 塚本晋也(映画監督・俳優)、唯野未歩子(俳優)
草の響き(116分・カラー)
- 2023年9月14日(木) 11:30 AM@長瀬記念ホール OZU
走ること 愛すること そして自由
作家・佐藤泰志の映画化シリーズ第4弾。心を病んで郷里に戻った和雄は、精神科医の勧めでランニングを始める。地元の青年たちとも交流し、生活は安定したかに見えたが…。“幸せ”の定義を覆す、大胆な脚色が見事。
◎日比野幸子プロデューサー再発見◎
常に若い才能に注目した日比野幸子氏。「小型映画」編集部時代から多くの自主映画を紹介し、2本の映画をプロデュース。PFF参加後はコンペ部門の審査員を、また海外招待部門のディレクターとしてアジアの新鋭をいち早く注目するなど、PFFの礎を築いた方を追悼する。
杳子 (80分・カラー)
- 2023年9月13日(水) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
デジタルリマスター版ワールドプレミア上映
【プロデュース作品】
山口小夜子主演、幻の映画がデジタルで甦る
古井由吉による、芥川賞を受賞した同名小説「杳子」の映画化。70年代、8ミリ作家が、芥川賞原作で16ミリ長編映画を撮ることは大事件だった!研ぎすまされた感性の持ち主である二人の姉妹の心の軌跡を描く。
ゲスト 渡部 眞(撮影監督)、長崎俊一(映画監督)
風櫃 の少年(101分・カラー)
- 2023年9月15日(金) 3:30 PM@長瀬記念ホール OZU
【アジア映画の新鋭紹介 台湾・侯孝賢監督】
台湾ニュー・シネマを世界に知らしめた傑作
この後、エドワード・ヤンと並び世界的巨匠となった候孝賢が、初めて自伝的な題材を扱った青春映画の傑作。潮の香りに満ちた港町・風櫃で過ごす怠惰な日の放つ魅力がナント三大陸映画祭でグランプリを獲得。1985年の第8回PFFで上映。
旅人 は休まない(105分・カラー・35mm)
- 2023年9月15日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
【アジア映画の新鋭紹介 韓国・李長鎬監督】
80年代韓国映画界を代表する李監督の代表作
『寡婦の舞』に続き日比野が招いた李長鎬監督作品。1987年、第10回PFFで上映。3年前に亡くなった妻の遺骨を埋葬しようと妻の故郷へ向かう男の、祖国分断のために帰郷できない悲哀を描く。鮮烈な色彩も注目された秀作。
◎山中瑶子監督『あみこ』への道◎
「映画監督とは作家なのだ!」と知ったとき、『あみこ』の生まれる土台ができた。
みずから目耳を拓かれた映画を紹介する
ポゼッション(124分・カラー)
- 2023年9月9日(土) 12:00 PM@小ホール
観る人の数だけ解釈が生まれるような映画ですが、私はこれを究極の女性映画と受け取りました。ガンガン不貞を働き、のたうちまわろう。人生は一度きりだからこそ、後悔も失敗もまるごと抱えて絶叫していこう!それで大丈夫。(山中瑶子)
ホーリー・マウンテン(114分・カラー)
- 2023年9月9日(土) 6:30 PM@小ホール
外部の圧力によって進路に悩まされていた16歳の私には、劇薬でした。「映画が好きならこれを見た方がいい」とVHSを貸してくれた美術の先生、ありがとう。もしくは、余計なことしやがって。かもしれません 笑(山中瑶子)
あみこ 他(計90分+トーク)
- 2023年9月9日(土) 3:00 PM@小ホール
あみこ(66分・カラー)
PFFアワード2017観客賞受賞の山中瑶子監督の初監督作。16歳の女子高生あみこが、ニヒリストでありながら、サッカー部の人気者アオミくんに恋をして暴走していく。本作で、山中監督はベルリン映画祭に史上最年少で正式招待。
おやすみ、また向こう岸で(24分・カラー)
テレビの放映用に作りましたが、やることは映画のときと何も変わっていません。ぜひスクリーンで上映できたらと思っていたので、念願です。フランソワ・オゾンのバカンス映画に触発され、このような形になりました。(山中瑶子)
ゲスト 山中瑶子監督、古川琴音(『おやすみ、また向こう岸で』出演)
◎塩田明彦監督がみつめる相米慎二の少年少女◎
少年少女映画の魅力の核心とは何か。彼ら彼女たちはいかに映画を生き、いかに“死”と出会うのか。そのとき彼らに何が起きるのか。80年代から90年代にかけて、何本かの少年少女映画の傑作を撮り、一世を風靡した相米慎二監督の世界を、自作『どこまでもいこう』も絡めつつ考察する。(塩田明彦)
『ションベン・ライダー』『どこまでもいこう』『お引越し』(計317分+トーク)
- 2023年9月12日(火) 1:30 PM@長瀬記念ホール OZU
ションベン・ライダー(118分・カラー・35mm)
どこまでもいこう(75分・カラー・35mm)
お引越し(124分・カラー・35mm)
ゲスト 塩田明彦監督
◎アルノー・デプレシャン監督『女囚701号 さそり』を語る◎
アルノー・デプレシャン監督特集の特別プログラムとして、熱愛する日本映画を語り尽くす。
女囚701号 さそり(87分・カラー・35mm)
- 2023年9月17日(日) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
女たちの復讐が、我々みんなの仇を取ってくれるから。まるで古代彫刻のように梶芽衣子の顔が謎めいているから。歌舞伎なのか、ブレヒトなのか、何だかわからないが最高の演劇の伝統を受け継いでいるから。それでいて悦楽的なまでに背徳的…。何よりタランティーノの『キル・ビル』は伊藤俊也のこの作品なしには生まれなかったから … 女囚さそり万歳!(アルノー・デプレシャン)
ゲスト アルノー・デプレシャン(映画監督)、梶芽衣子(本作主演)
◎驚異のデビュー作◎
「どうしたら映画監督になれるのか?」今も続くその問いに、あの時代はこう答える。
PARCOムービー第一弾・鮮烈20代デビュー!(計169分+トーク)
- 2023年9月13日(水) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け(109分・カラー・35mm)
いろんな虚構メディアから抽出したエッセンスを集結させてその象徴的フィクション世界を構築し、その世界の中の人々を何とかして現実的に面白く楽しく見せられないかなという、言わば虚構世界的バーチャルリアリティを目指しました。(山川直人)
ビハインド(60分・カラー&白黒)
音楽、詩、風景、写真、政治的主張、社会と個人の隔離、思い込みやふとした行動など、あらゆる象徴的シーンを積み重ね、ストーリーテリングでなく、イメージ映像の交錯によって映画の面白い語り方ができないかなと、そんな挑戦で作りました。(山川直人)
ゲスト 山川直人監督 聞き手 石川泰地(PFFアワード2023入選)
WANDA ワンダ(103分・カラー)
- 2023年9月16日(土) 6:00 PM@小ホール
鶴岡慧子セレクト
片隅でかすかに瞬く一番星のような一作
バーバラ・ローデン監督・脚本・主演のロードムーヴィー。世の中から塵のごとく扱われるワンダという人物を、〈監督の目〉と〈役者の身体〉の両極から、自らの内に集約して創り上げた彼女の先駆性と創造性は奇跡。(鶴岡慧子)
◎『陽炎座』4Kデジタル完全修復版 ワールドプレミア上映◎
鈴木清順監督生誕100年を寿ぎ、4Kデジタルで甦るSeijun World!
陽炎座(139分・カラー)
- 2023年9月21日(木) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
4Kデジタル完全修復版 ワールドプレミア上映
世界の巨匠たちを魅了した鈴木清順が4Kで甦る!
<清順美学>と呼ばれる奔放華麗な映像美で、ウォン・カーウァイ、ジム・ジャームッシュら多くの映画人に影響を与えた鈴木清順。その絢爛たる映画術が頂点を極めた【浪漫三部作】の第二作。美しい女たちの愛と憎しみの渦に翻弄される主人公には、鈴木清順の大ファンだったという松田優作。
■アルノー・デプレシャン監督特集■
緻密な人間心理の観察と、独自の言葉と行動を紡ぐ比類なき演出で、着実にキャリアを積む名匠を27年ぶりに迎え、初期作品と転換期作品についてじっくり伺います。
協力:東京日仏学院、ムヴィオラ
二十歳の死(50分・カラー)
- 2023年9月16日(土) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
徹底した人間観察から、普遍的な感情を描き出す処女作
自殺未遂により昏睡状態になった二十歳の青年パトリック。その知らせを聞き、集まってきた親戚たちのとまどいのひとときが、冷徹に見据えられていく。中編ながら、デプレシャン独特の才能の萌芽を感じさせる集団劇。
魂を救え!(139分・カラー)
- 2023年9月17日(日) 12:00 PM@小ホール
初長編にしてカンヌ出品!青春スパイサスペンス
住み慣れたドイツから、故国フランスの大学への編入するマティアスは、パリに向かう列車内で、何者かによって鞄の中に、ミイラ化した頭部を入れられてしまう。謎解きの面白さと共に、不安な心理を見事に映像化した1本。
そして僕は恋をする(178分・カラー)
- 2023年9月22日(金) 12:00 PM@長瀬記念ホール OZU
会話と卓越した映像表現で見せ切る、恋愛映画の金字塔
29歳の大学講師ポールは、付き合って10年になる恋人エステルがいるが、親友の恋人シルヴィアに恋をしていた。さらに、最近出会ったヴァレリーのことも気になる。フレッシュな俳優の魅力を引き出す、監督の手腕に驚愕の傑作。
イスマエルの亡霊たち(134分・カラー)
- 2023年9月16日(土) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
劇場未公開
豪華キャストで贈るサスペンスフルな三角関係のゆくえ
映画監督のイスマエルは、長年義父とともに、妻カルロッタの失踪に苦悶してきた。新たな恋人シルヴィアと出会い、生きる意欲を取り戻しかけていたある日、突然カルロッタが姿を現し、三人を混乱に陥れていく。
■ブラック&ブラック■
ピーター・バラカン氏による音楽映画シリーズ
大スクリーンでブラックミュージックを堪能する企画5年目です。
今年は、企画スタート時からバラカン氏が熱くリクエストしていた『ワッツタックス』の上映が、デジタルで実現!字幕は89年公開時のものを更にブラッシュアップしました!
ワッツタックス WATTSTAX(102分+トーク・カラー)
- 2023年9月19日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2023年9月20日(水) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
“黒いウッドストック”と呼ばれた1972年の伝説的フェス
「ブラック・イズ・ビューティフル」が流行語だった1972年、ノリに乗っていたメンフィスのスタックス・レーベルがLAのスタジアムを征服。最先端のミュージシャンたちにも負けない客席のカッコ良さが大きな見どころの『ワッツタックス』はお祭りのつもりで見てください!(ピーター・バラカン)
ゲスト
9月19日(火) 7:00 PMの回:ピーター・バラカン氏(ブロードキャスター)
9月20日(水) 6:30 PMの回:土屋和代氏(東京大学教授:アメリカ現代史、黒人史、ワッツ/LAの歴史)
■特別企画■
才気溢れる監督たちよ!その名を永遠に留めよう
◎生誕120年・小津安二郎の愛したふたり◎
小津がこころから愛し、尊んだ清水宏と山中貞雄作品を上映し、小津スピリッツを伝承する。
<清水宏監督>
乗合バスを通して描く戦前と戦後の日本。その鮮やかな手腕!
<山中貞雄監督>
28歳で戦場に果てた天才を悼む。日本映画の至宝作をスクリーンで!
『有りがたうさん』『明日は日本晴れ』『人情紙風船』(計229分)
- 2023年9月19日(火) 2:00 PM@長瀬記念ホール OZU
有りがたうさん(78分・白黒・35mm・with English subtitles)
小津をして天才と言わしめた、同い年の清水宏監督。その技に唸る
乗合バスの運転手と様々な事情を抱えた乗客との交流を描く。オールロケで撮影された、山の自然が美しい珠玉の名作。運転手役の上原謙は加山雄三の父、乗客役の桑名通子は『青春残酷物語』桑名みゆきの母。2世もいい。
人情紙風船(86分・白黒・35mm・with English subtitles)
小津安二郎のライバル、山中貞雄監督の代表作にして遺作
22歳でデビュー以来、5年間で26作を監督し全てヒットさせた天才が、歌舞伎の「髪結新三」を原作にした静かでニヒルな人情時代劇。欲にまみれた武士や豪商と対比させるように庶民の明るい暮らしが描かれる。美術にも注目!
明日は日本晴れ(65分・白黒・35mm)
長らく上映の機会が失われていた幻の名作
乗合バスの故障で、山中に立ち往生する人々の群像劇。歩いて進むか、戻るか、いつかやってくる車を待つか。様々な行動と会話を通し、戦争孤児や元兵士など、先年までの戦争の影が浮かびあがり、明日への希望も立ち昇る傑作。
◎20代監督の衝撃作!◎
才能爆発!奇しくも、こんにちのジェンダー・サブジェクトに呼応する2作品です。
ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地(200分・カラー)
- 2023年9月17日(日) 3:30 PM@小ホール
伝説の女優D・セイリグと共に作り上げた監督第2作
16歳の息子と暮らす未亡人ジャンヌは几帳面に家事をこなす一方、様々な仕事をして生活費を稼いでいる。執拗に繰り返す主婦のルーティーンと精神的に崩壊していく様を、定点観測するカメラで映し出していく。アケルマン監督25歳の衝撃作。
わたしはロランス(168分・カラー)
- 2023年9月16日(土) 2:00 PM@小ホール
非凡な才能に世界が驚愕した、カンヌ受賞作
初監督作『マイ・マザー』で鮮烈なデビューを飾ったグザヴィエ・ドランが、弱冠23歳にしてさらに世界を驚かせた監督第3作。心と体の性の不一致をカミングアウトしたロランスと、彼を受け止めようとする恋人のフレッドとの痛々しいまでに切ない愛の在り方を描いた傑作。
■第29回PFFスカラシップ作品 『恋脳Experiment』お披露目上映■
PFFが企画、製作、公開までトータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ」。
今年は、『Journey to the 母性の目覚め』でPFFアワード2021審査員特別賞を受賞した、岡田詩歌監督の新作をお披露目します。
恋脳Experiment(110分予定+トーク・カラー)
- 2023年9月15日(金) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
世界初上映
「恋愛にまつわる呪い」からの解放はあるのか?!
「恋をすれば可愛くなれる」という噂を中学生の時に聞いた仕草は、社会人になった今に至るまで、まるで「呪い」のようなその言葉に翻弄されながら生きてきた。はたして大人になった彼女は、それから解放されることはできるのか?
役者達の見事な身体表現と監督自らが作るアニメーションとが融合し、新しい映画が誕生!
ゲスト(予定) 岡田詩歌監督、祷 キララ、平井亜門、中島 歩
※注意※ |
*開場時間は、上映時間の15分前です。日ごとに上映開始時間が違いますので、ご注意ください。
*国立映画アーカイブの開館時間は、11時です。
*やむを得ない事情により、プログラムおよび来場ゲストが予告なく変更になる場合もございます。ご了承ください。
2023年9月9日(土)
11:00 AM 開館
2023年9月10日(日)
11:00 AM 開館
2023年9月12日(火)
11:00 AM 開館
2023年9月13日(水)
11:00 AM 開館
2023年9月14日(木)
11:00 AM 開館
2023年9月15日(金)
11:00 AM 開館
2023年9月16日(土)
11:00 AM 開館
2023年9月17日(日)
11:00 AM 開館
2023年9月19日(火)
11:00 AM 開館
2023年9月20日(水)
11:00 AM 開館
2023年9月21日(木)
11:00 AM 開館
2023年9月22日(金)
11:00 AM 開館
2023年9月23日(土)
11:00 AM 開館
チケット情報
※注意※ 国立映画アーカイブ公式チケットサイトでの電子チケットの販売はありません。 |
8月19日(土) 10:00 AMより、全期間分をチケットぴあにて発売!
販売期限:各上映開始時間まで
Pコード:553-245
・全席指定席での販売となります。
・学生、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方は、ホール入場時に証明できるものをご提示ください。ご提示のない方は入場できません。(障がい者の付添者は原則1名まで障がい者と同料金)
一般/65歳以上 | 高大生 | 小中生/障がい者 キャンパスメンバーズ |
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●PFFアワード2023 | ¥1,000 | ¥700 | ¥500 |
●アルノー・デプレシャン監督『女囚701号 さそり』を語る | |||
●イカすぜ!70~80年代 *『女囚701号 さそり』を除く |
¥1,500 | ||
●アルノー・デプレシャン監督特集 | |||
●ブラック&ブラック | |||
●特別企画 | |||
●第29回PFFスカラシップ作品 |
(金額は税込)
チケットぴあ 購入方法
①インターネット購入[座席選択できる]
②セブン-イレブン[座席選択できない]
・発券手数料、システム手数料は0円です。
・チケットの払戻、交換、再発行はできません。
・チケットは会場では発券できません。必ずコンビニ(セブンイレブン or ファミリーマート)で発券して会場までお越しください。
会場窓口販売について
国立映画アーカイブ会場窓口でも、上映日当日にチケットを販売いたします。
販売枚数には限りがありますので、ご了承ください。座席選択はできません。
販売時間:各回上映開始の60分前~5分前(12時以前に上映開始の回のみ11時から販売)
販売場所:1階受付にて販売
販売数:10枚以上(チケットぴあ完売時も販売)