過去の上映
- 2022.5.3 - 2022.5.22
●上映の感染症予防の対策およびご来館の皆様へのお願いにつきましては、当該ページ「新型コロナウイルス感染症拡大防止策」をご覧ください。 - 上映企画
発掘された映画たち2022
Cinema: Lost and Found 2022
会 期 2022年5月3日(火・祝)-5月22日(日)
会期中の休館日:月曜日
会 場 長瀬記念ホール OZU(2階)
定 員 310名(各回入替制・全席指定席)※4/14(木)更新
※ 新型コロナウイルス感染拡大などの状況により、変更が生じる可能性がございます。
随時、当館HPにて最新情報をご確認ください。
主 催 国立映画アーカイブ
協 力 株式会社 IMAGICAエンタテインメントメディアサービス
・マスク着用のない方の入館をお断りします。
・来館者全員に検温を行います。37.5℃以上の方は入館をお断りいたします。
・各回の開映後の入場はできません。
・館内でのチケット販売・発券はございません。障害者(付添者は原則1名まで)、
国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、未就学児、優待の方も前売指定席券をお求めください。
概要
国立映画アーカイブが新たに発掘・復元した映画を紹介する企画「発掘された映画たち」を4年ぶりに開催します。日本人によって撮影された現存最古の日本映画『紅葉狩』(1899)の赤染色・最長版をはじめ、初代中村鴈治郎の舞台等を記録したプライベートフィルムのコレクション、近年の同定調査により青染色が施されていることが明らかになった『狂った一頁』(1926)、1930年の初公開時の姿を再現した『日本南極探檢』のデジタル復元・最長版、また、茨城県・神龍寺所蔵の説明台本をもとに弁士付きで上映される『關東大震大火實況』(1923)や、西村小楽天の説明音声を映像と同期させた『戀の花咲く 伊豆の踊子』(1933)、さらには、長らく上映の機会が失われていた清水宏の戦後第2作『明日は日本晴れ』(1948)、マキノ正博主宰のC.A.C.(映画藝術家協同)が製作した『生きてゐた幽靈』(1948)と『今日われ恋愛す』(1949)、映画完成時の色彩を再現した『回路』(2001)の銀残し・再タイミング版など、計58本(19プログラム)の作品を上映します。
1991年に始まった本企画は、寄贈者の方々のご厚意や各関係機関・個人のご協力に支えられ、今回で11回目を迎えます。会期中には、専門家や当館研究員のトークも予定しています。当館の映画収集・保存・復元活動の成果を、また、現像所が長年培ってきたフィルム修復技術と最新のデジタル技術を採り入れた成果をご覧いただくことで、文化財・歴史資料としての視聴覚遺産を保存することの大切さを再認識する機会となることを心から願っています。
■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 (声)=声の出演 (解)=解説・ナレーション
■スタッフ、キャスト欄の人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■特集には不完全なプリントや状態の悪いプリントが含まれていることがあります。
日本南極探檢[ダイジェスト版]※参考上映 (19分・1950・南極探検四十周年記念会)
6.日大闘争 (58分・1968・日大全共斗映画班)
続日大斗争 (55分・1969・日大全共斗映画班)
◆発掘されたアニメーション・劇映画 7.発掘されたアニメーション映画 (計92分) 8.
鬼あざみ[デジタル復元版] (14分・1927・衣笠映画連盟=松竹下加茂・監:衣笠貞之助)
11.戀の花咲く 伊豆の踊子[弁士説明版] (94分・1933・松竹蒲田・監:五所平之助) 12.生誕120年記念 田坂具隆プログラム (計82分) 13.生きてゐた幽靈[『幽霊暁に死す』改題短縮版] (88分・1948・C.A.C.・監:マキノ雅弘) 14.
上映作品詳細
◆歴史/文化的に貴重なコレクション
1『紅葉狩』赤染色版の発掘と林又一郎コレクション――初代中村鴈治郎をめぐるフィルム群(計106分/※解説を含めて約120分を予定しています。)
- 2022年5月15日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月20日(金) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
1899(明治32)年に九代目市川團十郎、五代目尾上菊五郎の至芸を記録した『紅葉狩』は、日本人によって撮影された現存する最古の日本映画である。2006年に日活株式会社から受贈した可燃性35mm白黒デュープネガ(日活版、276ft6コマ)は、2009年に映画フィルムとして初めて国の重要文化財の指定を受け、最初のデジタル復元が実施された。今回の新たな復元では、現存するフィルムの中では唯一赤色に染色された画質の極めて良好な『紅葉狩』の35mm可燃性ポジ(本地版、227ft5コマ)を主素材として、その欠落部分を『紅葉狩』(日活版)で補うことで、最長版(288ft8コマ)を作製した。冒頭に復元版の先付け(2分)を含む。『鳰の浮巣』では、初代中村鴈治郎(当時40歳)の喜劇的演技の一端を見ることができる。
紅葉狩[デジタル復元・最長版](7分・35mm・16fps・無声・染色)
(原版協力:本地陽彦)
鳰 の浮巣(2分・35mm・12fps・無声・白黒)
(原版提供:大阪歴史博物館)
《I:林又一郎コレクション――『中村鴈治郎 舞台のおもかげ』の原版を中心に》
初代中村鴈治郎の長男林長三郎(のちの林又一郎。林与一の祖父)が撮影、かつて所持していた原版フィルム51本が発見された。三回忌に『中村鴈治郎 舞台のおもかげ』(1937)として編集されたフィルムが松竹大谷図書館に保存されているが、その原版の多くを含んでいる。道頓堀の王者だった初代鴈治郎の円熟期に撮影されたプライベートフィルムから、その芸とスケールをうかがうことができる。(原版寄贈:大傍正規)
河庄[心中天網島](5分・35mm・11fps・無声・白黒)
すしや[義経千本桜](1分・35mm・11fps・無声・白黒)
勧進帳(1分・35mm・11fps・無声・白黒)
封印切[恋飛脚大和往来](4分・35mm・11fps・無声・白黒)
盛綱陣屋[近江源氏先陣館](18分・35mm・11fps・無声・白黒)
実盛物語[源平布引滝](8分・35mm・11fps・無声・白黒)
土屋主税(3分・35mm・11fps・無声・白黒)
寺子屋[菅原伝授手習鑑](1分・35mm・11fps・無声・白黒)
山科閑居[碁盤太平記](1分・35mm・11fps・無声・白黒)
乗合船恵方萬歳(1分・35mm・11fps・無声・白黒)
《II:林又一郎コレクション――新出の貴重映像より》
新発見の林又一郎旧蔵フィルムから、特に貴重なものを精選。とりわけ『かさね』、『春興鏡獅子』は昭和初期の東京歌舞伎の精華で、従来知られているフィルム(小津安二郎の『鏡獅子』[1936]等)の印象を塗り替える発見である。後援会行事や葬儀の記録フィルムには、歌舞伎をとりまく同時代の雰囲気が立ちこめ、林長三郎の弟子である林長二郎(長谷川一夫)の若き日の姿も注目される。
かさね[色彩間苅豆](6分・35mm・11fps・無声・白黒)
春興鏡獅子(9分・35mm・11fps・無声・白黒)
狐火[本朝廿四孝](5分・35mm・11fps・無声・白黒)
新口村 [恋飛脚大和往来](3分・35mm・11fps・無声・白黒)
初代中村鴈治郎後援会「林会」のホームムービー 松茸山(4分・35mm・16fps・無声・白黒)
初代中村鴈治郎後援会「林会」のホームムービー 若草山(3分・35mm・16fps・無声・白黒)
初代中村鴈治郎葬儀の記録(24分・35mm・14fps・無声・白黒)
*5月15日(日) 1:00 PM、5月20日(金) 6:00 PMの回は、『紅葉狩』の上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。なお『河庄』および『かさね』の上映前に児玉竜一氏(早稲田大学文学部教授)による解説(各5分)があるのに加え、『河庄』以降の17作品の上映中には児玉氏による実況解説が付きます。
2神龍寺 コレクション(計119分)
- 2022年5月11日(水) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月14日(土) 3:20 PM@長瀬記念ホール OZU
神龍寺は茨城県土浦市にある曹洞宗の古刹。第24世住職秋元梅峰が創設した大日本佛教護國團は、映画による教化活動を行った。高松豊次郎主宰の活動寫眞資料研究會製作の『収穫』は、日本初の映画女優とも言われた花柳はるみの現存唯一のフィルム。『利根川情話 枯すゝき』は野口雨情の「船頭小唄」を題材にした最初期の小唄映画。日露戦争の美談に材を取った『國を擧げて』は、大阪・天王寺にあった教育映画製作会社、ハヤカワ藝術映畫製作所による教育勅語謹解映画(全12篇)の最終篇として製作された。『実写 霞ヶ浦航空隊』は1924年11月の摂政宮行啓の記録。 (原版寄贈:神龍寺)
収穫(19分・35mm・16fps・無声・白黒・不完全)
利根川情話 枯すゝき(39分・35mm・16fps・無声・調色・染色)
國を擧げて(48分・35mm・18fps・無声・染調色・調色・染色)
実写 霞ヶ浦航空隊(13分・35mm・16fps・無声・白黒・染色・不完全)
*5月11日(水) 6:00 PM、5月14日(土) 3:20 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。
3荒木和一 /横田永之助コレクション(計59分)
- 2022年5月8日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月17日(火) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
《荒木和一コレクション》
明治29(1896)年末に、エジソンの発明したヴァイタスコープ(投影式映写機)を販売開始とともに輸入し、翌30年初頭に大阪・新町演舞場で上映・興行を行った実業家・荒木和一(1872-1957)。この日本映画草創期の重要人物の姿を捉えたプライベートフィルムが遺族のもとに今日まで残されていた。『荒木和一の太平洋貿易会議出席』は、荒木が米・ホノルルで開催された会議に関西日米協会幹事として出席した際の行程の記録。『MACAULAY CLUB 1932』は、加奈陀サン生命保険会社において大阪支部長を務めていた荒木ら社員の名勝・那智の滝等をめぐる南紀旅行の記録。(原版寄贈:井上聡一)
荒木和一の太平洋貿易会議出席(13分・35mm・18fps・無声・白黒)
MACAULAY CLUB 1932(10分・35mm・16fps・無声・白黒)
《横田永之助コレクション》
稲畑勝太郎が輸入したシネマトグラフの興業に関わり、「日本映画の父」牧野省三や「最初の映画スター」尾上松之助を生んだ横田永之助(1872-1943)。京都映画産業の基礎を築いたパイオニアの貴重な映像が遺族のもとに残されていた。親和社は旧横田商会店員たちが主恩への感謝会を開く目的で1927年に設立した組織である。また、横田は同年、日活の社長に就任。1928年には太秦撮影所で銅像の除幕式も執り行われた。『横田永之助氏 壽像除幕式』以外の原版寄贈は横田雅夫氏による。
故橫田りか子夫人葬儀之実況 昭和参年五月九日執行(20分・35mm・14fps・無声・染色)
昭和二年四月廿八日親和社第一囘總会(2分・35mm・16fps・無声・染色)
故橫田利加子夫人一週忌法會 親和社社員一同墓前へ参拝 昭和四年四月二十八日(3分・35mm・16fps・無声・染色)
親和社第三囘總會 湖南於三日月樓別舘昭和四年四月二十八日(3分・35mm・16fps・無声・染色)
横田永之助氏 壽像 除幕式(8分・35mm・18fps ・無声・染色)
(原版寄贈:越後のカツキチ小林敬一コレクション)
*5月8日(日) 1:00 PMの回は、上映前に当館研究員による解説(約5分)が、上映後に武部好伸氏(エッセイスト)による荒木和一の解説(約30分)があります。また5月17日(火) 6:00 PMの回は、上映前に当館研究員による解説(約5分)が、上映後に長谷憲一郎氏(駿河台大学教授)による横田永之助の解説(約20分)があります。
◆発掘された記録映画
4關東大震大火實況[神龍寺版/文部省管理換版](63分・DCP・無声・白黒)
- 2022年5月14日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月17日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
『關東大震大火實況』は、文部省が震災復興に向けて国民の団結を求める精神作興を目的として製作した長篇記録映画。神龍寺旧蔵35mm可燃性プリント(3 巻目欠落)の4Kスキャンデータを主素材として、従来上映してきた文部省管理換版の35mm不燃性インターネガで欠落部分を補い、4K・DCPを作製した(「関東大震災映像デジタルアーカイブ」でも配信中)。14日には、当時説明者が使用したと見られる台本(神龍寺所蔵)をもとに弁士の解説付きで上映を行う。(原版寄贈:神龍寺)
*5月14日(土) 1:00 PMの回は弁士・伴奏付で上映します。
弁士:山城秀之/伴奏:湯浅ジョウイチ
5日本南極探檢[デジタル復元・最長版] 他(計68分)
- 2022年5月3日(火) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月18日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
白瀬矗陸軍中尉率いる南極探検隊に同行したMパテー商会技師、田泉保直他が撮影した『南極探検活動写真』(1912)は、日本最古の長篇記録映画として知られる。しかし現存しているのは、探検隊後援会長だった大隈重信他の追悼等を目的に、後年に再編集された『日本南極探檢』(1930)である。後援会常任幹事の村上俊蔵(1872-1922)の遺族のもとで大切に保管されていた35mm可燃性白黒・染色・調色ポジをもとに、当館で過去2度にわたり実施したデジタル復元を経て、本作が1930年に初めて公開された当時の形を完全に再現した。冒頭に復元デモ(2分)を含む。(原版協力:村上正俊)
日本南極探檢[デジタル復元・最長版](49分・DCP・無声・白黒/染色/調色)
*5月3日(火・祝) 1:00 PM、5月18日(水) 3:00 PMの回は上映前(約10分)と上映後(約20分)に当館研究員による解説があります。
日本南極探檢[ダイジェスト版]※参考上映(19分・35mm・16fps・無声・白黒)
6日大闘争 他(計113分)
- 2022年5月10日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月18日(水) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
裏口入学や脱税、教員へのヤミ給与支給などのほか、大学本部における多額の使途不明金発覚を契機に、学生たちが大学当局に対し抗議の声を上げた大規模な紛争とその終焉までの記録。大学側への公開質問状の提出や日大全共闘の結成、バリケード構築やスト決行、大衆団交や芸術学部キャンパスへの機動隊突入に至る一連の事態が、学生の視点により綴られる。
日大闘争(58分・16mm・パートカラー)
続日大斗争(55分・16mm・パートカラー)
◆発掘されたアニメーション・劇映画
7発掘されたアニメーション映画(計92分)
- 2022年5月8日(日) 4:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月13日(金) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
『海の宮殿』は、日活が呑平プロダクションの第1回作品『貝の宮殿』(1927)を1930年の改題短縮後に9.5mm化した版。ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」に想を得た幻想的な劇映画であるが、貝殻の開閉の動きにアニメーションが取り入れられている。『ちょん切れ蛇』は現存最古のアニメーション映画『なまくら刀』(1917)で知られる幸内純一が政治漫画を離れて発表した、笑いを誘うナンセンス・アニメ。『雲雀の宿替』はイソップの『ひばりの引越し』を下敷きに自主性や主体性を称揚する寓話的作品。現存作品の限られる大石郁雄の『泳げや泳げ』は17.5mmフィルムからの復元。J.O.トーキー漫画部が製作したオモチャ箱シリーズ3部作のうち、現存が初めて確認された第2話の『黑猫万歳』の上映にあわせ、残る2作の参考上映を行う。2021年度の「生誕120年 円谷英二展」に合わせて小ホールで上映した『かぐや姫』(オリジナル版は1935年、75分)は、流れ星が地上に落ちて爆発し、その爆発片が「かぐや姫」というメインタイトルに姿を変えるアニメーション部分を含むことから、今回、長瀬記念ホール OZUでの初上映を行う。
海の宮殿[短縮版](9分・35mm・16fps・無声・染色)
(原版提供:神戸映画資料館[玉岡忠大旧蔵])
ちょん切れ蛇[無声版](16分・35mm・16fps・無声・染色)
(原版提供:神戸映画資料館[田中鐵商店旧蔵])
雲雀 の宿替(9分・35mm・24fps・無声・白黒)
(原版寄贈:横浜市教育委員会)
泳げや泳げ(10分・35mm・24fps・無声・白黒)
(原版寄贈:渡部修吉)
《オモチャ箱シリーズ3部作》
特急艦隊 [無声版]※参考上映(6分・35mm・18fps・無声・白黒)
(原版協力:神戸映画資料館、プラネット映画資料図書館)
オモチャ箱 シリーズ 㐧2話 黑猫万歳 [玩具映画版](1分・35mm・調色)
オモチャ箱 シリーズ 第3話 絵本1936年 ※参考上映(8分・35mm・白黒)
かぐや姫[短縮版]※参考上映(33分・35mm・白黒・日本語字幕付)
*5月8日(日) 4:30 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。
8二人静 (83分・35mm・18fps・無声・白黒)
- 2022年5月7日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月19日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
柳川春葉の家庭小説を映画化した新派悲劇で、現存する数少ない日活向島作品。わが子から引き離される芸妓の浪次に扮した中山歌子は、映画劇革新のため1921年に設置された「第三部」より、従来の女形にかわり採用された女優の一人。女優と女形の共演も興味深い。マツダ映画社所蔵の16mmインターネガから新たに35mmプリントを作製した。(原版提供:マツダ映画社)
*5月7日(土) 1:00 PMの回は弁士・伴奏付で上映します。
弁士:澤登翠/伴奏:湯浅ジョウイチ、鈴木真紀子
9舊劇 渋川伴五郎 霧島山蜘蛛退治の場(85分・35mm・18fps・無声・染色/調色)
- 2022年5月12日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月21日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
柔術の達人渋川蟠龍軒の子、伴五郎が生来の怪力を発揮して父の仇を討つまでを描く。日本最初の映画スター・尾上松之助が出演する現存作品の中では、オリジナルの7巻がほぼ完全なかたちをとどめている貴重なケース。芝の花相撲や霧島山の土蜘蛛退治などの見せ場で松之助劇の魅力を存分に堪能することができる。マツダ映画社所蔵の35mm染色・調色可燃性ポジから新たなプリントを作製した。(原版提供:マツダ映画社)
*5月21日(土) 1:00 PMの回は弁士・伴奏付で上映します。
弁士:片岡一郎/伴奏:湯浅ジョウイチ、鈴木真紀子
10狂った一頁 [染色版] 他(計93分)
- 2022年5月3日(火) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月19日(木) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
『狂った一頁』は衣笠貞之助が川端康成ら『文芸時代』の同人に協力を仰いで製作した無字幕のアヴァンギャルド映画。1971年に衣笠邸で35mm可燃性青染色ポジが発見されたが、同年に作製された「サウンド版」をはじめ、これまで白黒版として復元されてきた。今回の青染色の再現により、精神科病院を舞台に展開する、混沌とした世界がいっそう強調されることになった。『鬼あざみ』は1927年に松竹下加茂撮影所に入社し、爆発的人気を得た林長二郎のデビュー当時の姿を捉えた現存最古の作品。ユーゴスロヴェンスカ・キノテカ(セルビア)に残存していた35mm可燃性白黒ポジをもとに復元した。
狂った一頁 [染色版](79分・35mm・18fps・ 無声・染色)
(原版寄贈:小亀淳、川喜多記念映画文化財団)
鬼あざみ[デジタル復元版](14分・DCP・無声・白黒・部分・日本語字幕付)
*5月3日(火・祝) 4:00 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約10分)があります。
11戀の花咲く 伊豆の踊子[弁士説明版](94分・DCP・白黒)
- 2022年5月4日(水) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月13日(金) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
五所平之助自身も立ち会って開催された、1974年のフィルムセンター特集上映「五所平之助監督特集」において西村小楽天が解説を行った際の録音テープをもとに作製した弁士説明版。小楽天はこの作品が浅草・帝国館で封切された時も弁士を務め、五所もその張りのある名調子にはお墨付きを与えていた。2人はともに1902年生まれで今年は生誕120年に当たる。なおこの説明版には伴奏は付されていない。
*5月4日(水) 1:00 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。
12生誕120年記念 田坂具隆プログラム(計82分)
- 2022年5月4日(水) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月20日(金) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
17.5mm版で残っていた『更生』は現存する最古の田坂具隆作品で、原作は内務省による脚本募集当選作。『この父に罪ありや』は『真実一路』2部作(3時間弱)を改題短縮したもので、主に「第一部 父の巻」からなる。また本作は俳優(のちに監督)島耕二の息子・片山明彦のデビュー作で、田坂が最も愛着を感じていた作品。GHQ占領下に作られた民主主義教化映画『ぼくらのゆめ』は、広島の移動図書館を紹介した記録映画で、広島で被曝した田坂が広島を舞台とした唯一の作品である。
この父に罪ありや[『真実一路』改題短縮版](50分・35mm・白黒)
更生[短縮版](10分・35mm・18fps・無声・白黒)
(原版寄贈:渡部修吉)
ぼくらのゆめ(22分・35mm・白黒)
(原版寄贈:神奈川県立図書館)
*5月4日(水・祝) 4:00 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。
13生きてゐた幽靈[『幽霊暁に死す』改題短縮版](88分・35mm・白黒)
- 2022年5月6日(金) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月22日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
1951年以降『生きてゐた幽靈』と改題され東映が配給した版(封切時は東宝が配給)。マキノ主宰のC.A.C.(映画藝術家協同)と新演伎座の提携作品。小平太(長谷川)と美智子(轟)の結婚式で突風とともに囁き声が響く。その不思議な声に操られるかのように小平太は美智子を連れて故郷の朽ち果てた山荘に滞在することに。そこで待っていたのは…。35mm可燃性ネガからニュープリントを作製した。(原版寄贈:牧野加代子)
14明日 は日本 晴れ(65分・35mm・白黒)
- 2022年5月5日(木) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月21日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
『蜂の巣の子供たち』(1948)に続く清水宏の戦後第2作。松本常保が設立した独立プロ・えくらん社の第1回作品でもある。バス1台のみを使ってロケーション撮影という、戦前の『有りがたうさん』(1936)を想起させる設定だが、戦争や過去の出来事によって傷ついた人々がふとした仕草や台詞によって実存を輝かせるさまは比類なく、戦後の清水の新たな展開を示す重要作と言えるだろう。
*5月5日(木) 1:00 PM、5月21日(土) 4:00 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約10分)があります。
*5月5日(木) 1:00 PMの回と5月21日(土) 4:00 PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。(5/20更新)
15今日われ恋愛す 第一部 愛慾篇/第二部 鬪爭篇(111分・35mm・白黒・不完全)
- 2022年5月6日(金) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月22日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
原作小説の『今日われ欲情す』の題名がGHQによる検閲で問題視され改題した。企画段階の脚本にはマキノ正博の名も演出として記載されており、また彼自身の証言からも製作を実質的にサポートしたと推察される。夜の街で働きながらも貞節を守る、美貌のキャバレーの歌手・サリー濱田(轟)をめぐる、雑誌社の社長(森)と編集長(宇野)の恋と犯罪が描かれる。(原版提供:山口博哉)
*元素材に由来する画面の激しい揺れや欠損等があります。
*5月6日(金) 3:00 PMの回は上映後に山口博哉氏(映画史家)による解説(約30分)があります。
*5月22日(日) 1:00 PMの回は上映前に山口博哉氏(映画史家)による解説(約10分)があります。(5/10更新)
16俺は用心棒(65分・35mm・白黒・不完全)
- 2022年5月5日(木) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月14日(土) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
映画界が時代劇の内容と本数を「自粛」した時期に、往年の千恵プロ・トリオの伊丹万作、稲垣浩、片岡千恵蔵の作として放たれた明朗時代劇。伊丹の遺稿の無声映画脚本『昔を今に』(仮題)に、千恵プロ時代の伊丹脚本を複数組み込んで構成した、若い浪士の放浪譚。稲垣による伊丹追悼映画といえる。主な欠落は巻頭の、「幸福の印籠」を入手した主人公が喧嘩で牢に入り、就職口を逃す件り。(原版提供:神戸映画資料館、プラネット映画資料図書館)
*元素材に由来する画面の揺れや欠損等があります。あらかじめご了承ください。
*5月5日(木) 4:00 PM、5月14日(土) 6:30 PMの回は上映後に当館研究員による解説(約20分)があります。解説で使用したpptの配布版(資料画像無し)はこちら。
17鐘(63分・35mm・白黒)
- 2022年5月11日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月21日(土) 6:50 PM@長瀬記念ホール OZU
多芸多才でテレビ界の寵児だった青島幸男が製作・脚本・監督・主演を担った初監督作。4人の男と1人の女が海辺に行き、水中で見つけた鐘を男たちが動機もなく引き揚げようとするという物語で、青島はカミュの『シーシュポスの神話』をモチーフにしたという。台詞を極力控えた演出、三保敬太郎による鮮烈なスキャット曲が印象的で、カンヌ国際映画祭批評家週間の招待作として『カイエ・デュ・シネマ』誌でも好意的な評を得たが、国内では商業公開されなかった。青島家に眠っていたオリジナルネガからこの度プリントを作製した。(原版寄贈:青島美幸)
*5月11日(水) 3:00 PMの回と5月21日(土) 6:50 PMの回の上映前に青島美幸氏(原版寄贈者)による挨拶があります。
18幻日 夏目漱石「夢十夜」に據 る(86分・35mm・調色)
- 2022年5月10日(火) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月15日(日) 4:30 PM@長瀬記念ホール OZU
夏目漱石の小説に想を得て綴られる武智鉄二の異色作。日々の閉塞した生活に追われる主人公・庄太郎(内田)の、現実から逃避するかのような夢や妄想が次々と表出する。日本画家の中村正義が、小林正樹の『怪談』(1964)に続いて劇中画を提供している。本作は完成以来長らく未公開とされていた。トーキー作品には珍しく、美しいセピア調色が施されたプリントによる全長版での上映。
19回路[銀残し・再タイミング版](118分・35mm・カラー)
- 2022年5月7日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
- 2022年5月12日(木) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
インターネットや「あかずの間」によって接続された回路を通じて、幽霊が人間社会を侵食していくホラー。CGが多用されていることも本作の特徴だが、銀残し★を採用したことで、コントラストの強い、彩度のおさえられた画が、恐怖を増幅させている。林淳一郎キャメラマンと本作初号現像時のタイミングマンである小椋俊一氏(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)による技術的監修のもと、公開当時に限りなく近い色彩を再現した銀残しプリントによる上映。
★銀残し:カラーフィルムの現像過程で通常は除去する銀を意図的に定着させる特殊な現像手法。
*5月7日(土) 4:00 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約5分)と小椋俊一氏(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)による挨拶、上映後(約15分)に伊藤諒司氏(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)による解説があります。
*5月12日(木) 6:00 PMの回は上映前(約5分)と上映後(約15分)に当館研究員による解説があります。
■チケットは前売指定席券のみです。館内でのチケット販売・発券はありません。
■各回の開映後の入場はできません。
■前売指定席券の最新の完売情報は、チケットぴあのページをご覧ください。当館HPは情報の更新にタイムラグがございます。
2022年5月3日(火)
11:00 AM 開館
2022年5月4日(水)
11:00 AM 開館
2022年5月5日(木)
11:00 AM 開館
2022年5月6日(金)
11:00 AM 開館
2022年5月7日(土)
11:00 AM 開館
2022年5月8日(日)
11:00 AM 開館
2022年5月10日(火)
11:00 AM 開館
2022年5月11日(水)
11:00 AM 開館
2022年5月12日(木)
11:00 AM 開館
2022年5月13日(金)
11:00 AM 開館
2022年5月14日(土)
11:00 AM 開館
2022年5月15日(日)
11:00 AM 開館
2022年5月17日(火)
11:00 AM 開館
2022年5月18日(水)
11:00 AM 開館
2022年5月19日(木)
11:00 AM 開館
2022年5月20日(金)
11:00 AM 開館
2022年5月21日(土)
11:00 AM 開館
2022年5月22日(日)
11:00 AM 開館
トークイベントのお知らせ
本上映会では、以下のように、専門家や当館研究員によるトークを開催します。
1 『紅葉狩』赤染色版の発掘と林又一郎コレクション――初代中村鴈治郎をめぐるフィルム群
5/15(日)1:00pm 5/20(金)6:00pm
『紅葉狩』の上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。なお『河庄』および『かさね』の上映前に児玉竜一氏(早稲田大学文学部教授)による解説(各5分)があるのに加え、『河庄』以降の17作品の上映中には児玉氏による実況解説が付きます。
2 神龍寺コレクション
5/11(水)6:00pm 5/14(土)3:20pm
上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。
3 荒木和一/横田永之助コレクション
5/8(日)1:00pm
上映前に当館研究員による解説(約5分)が、上映後に武部好伸氏(エッセイスト)による荒木和一の解説(約30分)があります。
5/17(火)6:00pm
上映前に当館研究員による解説(約5分)が、上映後に長谷憲一郎氏(駿河台大学教授)による横田永之助の解説(約20分)があります。
5 日本南極探檢[デジタル復元・最長版] 他
5/3(火・祝)1:00pm 5/18(水)3:00pm
上映前(約10分)と上映後(約20分)に当館研究員による解説があります。
7 発掘されたアニメーション映画
5/8(日)4:30pm
上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。
10 狂った一頁[染色版] 他
5/3(火・祝)4:00pm
上映前に当館研究員による解説(約10分)があります。
11 戀の花咲く 伊豆の踊子[弁士説明版]
5/4(水・祝)1:00pm
上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。
12 生誕120年記念 田坂具隆プログラム
5/4(水・祝)4:00pm
上映前に当館研究員による解説(約5分)があります。
14 明日は日本晴れ
5/5(木・祝)1:00pm 5/21(土)4:00pm
上映前に当館研究員による解説(約10分)があります。
15 今日われ恋愛す 第一部 愛慾篇/第二部 鬪爭篇
5/6(金)3:00pm
上映後に山口博哉氏(映画史家)による解説(約30分)があります。
5/22(日)1:00pm
上映前に山口博哉氏(映画史家)による解説(約10分)があります(5/10更新)。
16 俺は用心棒
5/5(木・祝)4:00pm 5/14(土)6:30pm
上映後に当館研究員による解説(約20分)があります。
19 回路[銀残し・再タイミング版]
5/7(土)4:00pm
上映前に当館研究員による解説(約5分)と小椋俊一氏(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)による挨拶、上映後(約15分)に伊藤諒司氏(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス)による解説があります。
5/12(木)6:00pm
上映前(約5分)と上映後(約15分)に当館研究員による解説があります。
弁士・伴奏付上映出演者[出演順]
澤登翠(さわと・みどり)/活動写真弁士
1972年故松田春翠に入門。弁士の第一人者として国内外の公演を通して幅広い世代に活弁の魅力を伝えている。活弁の継承者としての活動が評価され文化庁映画賞・松尾芸能賞特別賞他数々の賞を受賞。2015年『文藝春秋』に掲載の「日本を代表する女性120人」にも選出されている。本年、デビュー50周年を迎える。
山城秀之(やましろ・ひでゆき)/活動写真弁士
山口県出身。2009年、活動写真弁士のワークショップがきっかけで弁士の道を志し、翌年澤登翠に入門。2011年に新米弁士としてデビュー。無声映画鑑賞会のほか、2017年初の海外公演(イギリス、アイルランド)、野外上映会などに出演。下北沢で自主企画の上映会開催中。
片岡一郎(かたおか・いちろう)/活動写真弁士
2002年に澤登翠に入門。18か国で公演。手掛けた無声映画は約350作品。行定勲監督『春の雪』、奥田民生のパンフレットDVD、『いだてん』にも出演。周防正行監督『カツベン!』では出演、指導、時代考証で参加。弁士の歴史をまとめた『活動写真弁史』を刊行。
湯浅ジョウイチ(ゆあさ・じょういち)/作曲・編曲、ギター
1987年、東京国際映画祭でグリフィス監督の「國民の創生」の楽士を務めて以来、無声映画期音楽の復元・作/編曲を行い、後に和洋楽団カラード・モノトーンを結成。当時の再現演奏ができる唯一の楽士。日仏連携イベント「ジャポニスム2018」をはじめ欧米への招聘も受け精力的に活動している。
鈴木真紀子(すずき・まきこ)/フルート
桐朋学園大学音楽学部卒業。フルートを峰岸壮一氏に師事。卒業後、無声映画専門和洋楽団カラード・モノトーンのメンバーとして活動。「ジャポニスム2018」では、パリを始め四都市での公演を大成功に収め、帰国後、楽長の湯浅氏と共に総理官邸での感謝の集いに招聘。
チケットは前売指定席券のみ販売
4月26日(火)以降、毎週火曜日10:00amより、チケットぴあにて翌週(火~日)上映回の前売指定席券(310席・全席指定席)を販売します。
[Pコード:552-077]
チケットは前売指定席券のみです。館内でのチケット販売・発券はありません。
障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児・優待の方も前売指定席券をお求めください。
前売料金 *別途手数料がかかります。
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円
/障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ・未就学児・優待:無料(*手数料のみかかります)
♪弁士・伴奏付上映の回
一般:1,050円/高校・大学生・65歳以上:840円/小・中学生:600円
/障害者(付添者は原則1名まで)・未就学児・優待:無料(*手数料のみかかります)
/キャンパスメンバーズ(教職員):500円/キャンパスメンバーズ(学生):400円
・未就学児、優待の方は「障害者または付添者等」券をお求めください。
・料金区分の違う前売指定席券では入場できません。差額のお支払いで観覧することはできません。
・学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズ、優待の方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方は入場できません。
・原則払い戻しはいたしません。ただし、感染症の状況に応じて変更することがございます。その場合は、HPにて発表いたします。
下記に該当する方は購入をお控え願います。
新型コロナウイルス感染症について
・陽性判定、あるいは医師に自宅待機指示を受けている方
・検査結果待ち、あるいは体調不良の諸症状がある方
・ご自身の身近に感染の疑いがある方
・過去14日間以内に、陽性の方と濃厚接触がある方、感染が拡大している国・地域への訪問歴がある方
前売指定席券の購入方法
セブン-イレブン(店頭のマルチコピー機)で購入
各回の上映1時間前まで
チケットぴあのサイトで購入(https://w.pia.jp/t/nfaj-hakkutsu2022/)
購入時期によってご利用可能な決済方法が異なります。上映当日はクレジットカードまたはちょコム決済で各回の上映1時間前まで購入可能です。
決済方法によって1件につき決済手数料がかかる場合があります。
購入方法別の手数料一覧はこちらをご覧ください。
・前売料金に加え、1枚につき発券手数料110円がかかります。
・必ず紙のチケットを発券してからご来館ください。
・購入サイトは準備でき次第アップされますが、ご利用は4月26日(火)10:00amからです。
・チケットぴあのサイトは毎週火・水2:30am ~ 5:30amはシステムメンテナンスのため受付休止となります。
・セブン-イレブンでの購入では座席選択ができません。全体的に散らばるよう自動で割り振られます。
・手数料等の詳細や購入方法に関する最新情報については、チケットぴあのサイトhttps://t.pia.jp/をご覧ください。
・本前売指定席券購入に、システム利用料はかかりません。
入場方法
・前売指定席券は来館前に必ず発券をお願いします。
・開場は開映30分前です。
・各回の開映後の入場はできません。
・5月5日(木・祝) 1:00PM~『明日は日本晴れ』
・5月21日(土) 4:00PM~『明日は日本晴れ』
マスク着用のない方の入館をお断りします。
当館の新型コロナウイルス感染症拡大防止策
・来館者全員への検温を実施。
・館内各所に手指用消毒液を設置。
・清掃・消毒を強化。
・ホール内の換気を強化。
・スタッフはマスク・手袋等を着用して対応。
・受付などの対面場所に飛沫ガードを設置。
ご来館の皆様へのお願い
・発熱や風邪などの症状がある方は、来館をお控えください。
・咳エチケットにご協力ください。
・館内で体調を崩された場合は、スタッフにお知らせください。
・こまめな手洗いや手指の消毒にご協力ください。
・入退場やご観覧の際は、互いに適切な距離を保つようお願いいたします。
・ロビー等での飲食は、蓋の閉まる飲み物以外は禁止にさせていただきます。
・感染発生時の入館者追跡のため、ご自身で入館日時の記録をお願いいたします。
上映以外に関する当館の対策およびお願いにつきましては、こちらをご覧ください。