過去の上映
- 2019.5.10-5.26*金・土・日曜のみ
- 上映企画
アンコール特集:2018年度上映作品より
Back by Popular Demand: From the Programs of 2018
2019年5月10日(金)-26日(日)※金・土・日曜のみ
★各回の開映後の入場はできません。
5月の休館日:月曜日
会場:小ホール(地下1階)
定員:151名(各回入替制・全席自由席)
当日券についてはこちらをご覧ください。
前売券についてはこちらをご覧ください
概要
■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・舞台装置 (音)=音楽 (出)=出演
■スタッフ・キャスト欄の人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■特集には不完全なプリントが含まれていることがあります。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
花よりだんご スタヂオFのお花見 (10分・1935頃)
2.絢爛たる復讐 (78分・1946・大映東京・監:小石榮一、吉村廉) 3.蜘蛛の街 (77分・1950・大映東京・監:鈴木英夫) 4.たけくらべ (95分・1955・新東宝・監:五所平之助) 5.明治天皇と日露大戦争 (113分・1957・新東宝・監・原:渡邊邦男) 6.
上映作品詳細
1二人妻 妻よ薔薇のやうに 他
- 2019年5月11日(土) 1:45 PM@小ホール
- 2019年5月26日(日) 11:00 AM@小ホール
二人妻 妻よ薔薇のやうに Kimiko(74分・35mm・白黒・英語字幕付/with English subtitles)
▶「映画を残す、映画を活かす。」より
歌人である妻(伊藤)と、その妻のもとを逃げ出して愛人宅に住みながら砂金掘りに熱中する男(丸山)、その男に献身的に尽くす愛人(英)の三者三様を一人娘(千葉)の視点から描く。キネマ旬報ベストテンの第1位に選ばれ、アメリカで初めて一般商業上映された日本映画となった。
花よりだんご スタヂオFのお花見(10分・16fps・35mm・無声・白黒)
▶「映画を残す、映画を活かす。」より
五所平之助を中心に藤本真澄、成瀬巳喜男らが東銀座一丁目に1934年頃に作った若き映画人の溜り場・スタヂオF。幸手・権現堂堤でのメンバーの花見の様子が、五所、成瀬、藤本、千葉早智子、忍節子、小林十九二、川喜田壮太郎らの笑顔と共に記録されている。原版は8mm。
2絢爛たる復讐(78分・35mm・白黒)
- 2019年5月11日(土) 11:00 AM@小ホール
- 2019年5月19日(日) 2:30 PM@小ホール
▶「生誕100年 映画美術監督 木村威夫」より
トルストイの「復活」を上演する劇団を舞台に、新進の俳優・大江(小柴)を慕って上京した若い女優(槇)の心の葛藤と成長を描くバックステージもの。彼女が劇団の演出家(月形)や照明係(相馬)にも助けられ、身勝手な大江に対して果たす「復讐」に心躍らされる。舞台美術出身の木村威夫によるセットにも注目。
3蜘蛛の街(77分・35mm・白黒)
- 2019年5月17日(金) 1:30 PM@小ホール
- 2019年5月25日(土) 11:00 AM@小ホール
▶「生誕100年 映画美術監督 木村威夫」より
妻子を養うためサンドイッチマンとなった失業中の榊原(宇野)に、多摩川付近を変装して歩き回るという変わった仕事が舞い込むが、翌日の新聞にはその扮装に似た男の不審死の記事が出ていた。知らぬ間に犯罪協力者となって、口封じに命を狙われる恐怖を描いた鈴木英夫の監督第二作。目撃者を作るための替え玉という設定は、公開前年に発生した下山事件での謀殺疑惑がベースになっている。
4たけくらべ Takekurabe(95分・35mm・白黒・英語字幕付/with English subtitles)
- 2019年5月17日(金) 4:30 PM@小ホール
- 2019年5月26日(日) 2:30 PM@小ホール
▶「映画にみる明治の日本」より
樋口一葉の同名小説を映画化。遊廓に生きる姉妹のほの暗い運命を描く。美空ひばりが少女・美登利、岸恵子はその姉で、吉原の花魁に扮している。美登利が出入りする吉原の駄菓子屋の女で元花魁のお吉の落魄した姿を、山田五十鈴が見事に演じている。
5明治天皇と日露大戦争(113分・35mm・カラー)
- 2019年5月10日(金) 1:30 PM@小ホール
- 2019年5月18日(土) 11:30 AM@小ホール
▶「映画にみる明治の日本」より
新東宝が大蔵貢社長の発案で社運を賭けて製作した大作で、配給収入約4億4千万円と当時としては空前の大ヒットを記録した。日露交渉の不調から旅順港の閉鎖、黄海海戦、遼陽攻撃、二〇三高地の攻防、奉天の会戦、そして日本海大海戦と、戦争の経緯が描かれる。時代劇の大スター・嵐寛寿郎が明治天皇役に抜擢されたことも、大きな話題となった。
6春泥尼 (98分・35mm・白黒)
- 2019年5月18日(土) 2:30 PM@小ホール
- 2019年5月24日(金) 1:30 PM@小ホール
▶「生誕100年 映画美術監督 木村威夫」より
尼僧の恋を描いて話題を呼んだ今東光の『春泥尼抄』が原作で、週刊誌連載途中で映画化された。河内の貧しい農家に生まれた春枝(筑波)は、口減らしのために尼寺に預けられて尼僧春泥となるが、男の誘惑に落ちて尼寺を追われてしまう…。美術監督の木村威夫は、阿部豊監督と戦後日活で手掛けた11本のうち本作を「最も印象に残る」作品のひとつに挙げている。
7台風クラブ(115分・35mm・カラー)
- 2019年5月12日(日) 1:45 PM@小ホール
- 2019年5月25日(土) 1:45 PM@小ホール
▶「シネマ・エッセンシャル 2018」より
ある地方都市を舞台に、台風が接近する中で学校の校舎に閉じ込められた中学3年生たちが、非日常の時間の中でそれぞれの感情を高ぶらせ、やがて大きな破局に至る。『ションベン・ライダー』(1983)や『雪の断章-情熱-』(1985)など、旧来の青春映画の枠を超えた少年少女像を提示した相米の面目躍如たる一篇。
8・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・(90分・35mm・カラー)
- 2019年5月12日(日) 11:15 AM@小ホール
- 2019年5月24日(金) 4:30 PM@小ホール
▶「映画プロデューサー 黒澤満」より
見合い相手として出会った広子(古村)と健二(近藤)が、広い東京の街で偶然に再会、お互いを再発見し、共に夜明けを迎えるまでの20時間を描く。物語は一見偶然に進んでいくかに見えて、いくつもの周到な演出的仕掛けによってなめらかに躍動し、「ふたりぼっち」である他はない女と男の存在を瑞々しく浮かび上がらせていく。榎戸耕史の鮮烈な監督デビュー作。
9襲撃 BURNING DOG(104分・16mm・カラー)
- 2019年5月10日(金) 4:30 PM@小ホール
- 2019年5月19日(日) 11:00 AM@小ホール
▶「映画プロデューサー 黒澤満」より
かつて強盗仲間だったシュウ(又野)とメイ(熊谷)と多久次(内藤)が沖縄で再会。米軍基地の清掃員として今は堅気となっていた多久次だが、基地に持ちこまれる大金の存在を知るや、シュウに新たな襲撃計画を持ちかける。崔洋一監督が1965年に米軍基地で起きた実在の事件に材をとり、『友よ、静かに瞑れ』(1985)『Aサインデイズ』(1989)に続いて沖縄を舞台にした東映Vシネマの秀作。
■作品によって開映時間が異なりますのでご注意ください。
2019年5月10日(金)
11:00 AM 開館
2019年5月11日(土)
9:45 AM 開館
2019年5月12日(日)
9:45 AM 開館
2019年5月17日(金)
11:00 AM 開館
2019年5月18日(土)
10:00 AM 開館
2019年5月19日(日)
9:45 AM 開館
2019年5月24日(金)
11:00 AM 開館
2019年5月25日(土)
9:45 AM 開館
2019年5月26日(日)
9:45 AM 開館
当日券(発券=地下1階受付)
料金:一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
◆当日券でご入場される方には、開館と同時に、当日上映される全ての回の入場整理券を1階ロビーにて発券します。各日の開館時間については裏面のスケジュール欄をご覧下さい。
・各回の開映後の入場はできません。
・当日券の発券は、定員に達し次第締切ります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズの方は、証明できるものをご提示ください。
・当日券の発券は各回1名につき1枚のみです。
入場方法
①前売券をお持ちの方は、開場時(開映20分前)に、前売券に記載された整理番号順にご入場いただけます。
②その後は、当日券の整理券をお持ちの方が、整理番号順にご入場いただけます。前売券をお持ちの方は、随時ご入場いただけます。
・前売券・当日券は当日・当該回のみ有効です。
前売券
4月26日(金)10時より、チケットぴあにて全上映回の前売券(全席自由席・各70席分)を販売します。
[Pコード:559-796]
前売料金:一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円
・別途発券手数料がかかります。
・各回の開映後の入場はできません。
・学生、シニア(65歳以上)の方は証明できるものをご提示下さい。
前売券の購入方法
[Pコード:559-796]
チケットぴあ店舗、セブン-イレブンで購入
4月26日(金)より各プログラムの前日まで
⇒前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円がかかります。
受付電話(0570-02-9999)で購入
4月26日(金)より各プログラムの4日前23:59まで購入可能
⇒前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円がかかります。
※毎週火・水2時30分~5時30分はシステムメンテナンスのため受付休止となります。
チケットぴあのサイト(http://w.pia.jp/t/nfaj-encore2018/)で購入
購入時期によってご利用可能な決済方法が異なります。
⇒前売料金に加え、1枚につき発券手数料108円、また決済方法によって1件につき決済手数料がかかる場合があります。
※購入サイトは、準備でき次第アップされますが、ご利用は4月26日(金)10時からです。
※チケットぴあの手数料等については、チケットぴあHPのヘルプ、利用料一覧の頁をご覧ください。
本前売券の購入に、システム利用料(通常216円/枚)はかかりません。
前売券の払い戻し、交換、再発行はいたしません。
入場方法
①前売券をお持ちの方は、開場時(開映30分前)に、前売券に記載された整理番号順にご入場いただけます。
②その後は、当日券の整理券をお持ちの方が、整理番号順にご入場いただけます。前売券をお持ちの方は、随時ご入場いただけます。
・前売券・当日券は当日・当該回のみ有効です。