犯罪者を父に持った若い男と女が、面会に来た拘置所で知り合い、恋におちる。巨匠・溝口健二の助手出身でありながら、情緒を排した乾いたタッチで、戦後の日本映画に新世代の登場を告げた増村保造の鮮烈なデビュー作である。
小ホール
くちづけ
犯罪者を父に持った若い男と女が、面会に来た拘置所で知り合い、恋におちる。巨匠・溝口健二の助手出身でありながら、情緒を排した乾いたタッチで、戦後の日本映画に新世代の登場を告げた増村保造の鮮烈なデビュー作である。 ’57(大映東京)(監)増村保造(原)川口松太郎(脚)舟橋和郎(撮)小原譲治(美)下河原友雄(音)塚原晢夫(出)川口浩、野添ひとみ、三益愛子、若松和子、淸水谷薰、入江洋佑、小澤栄太郎、若松健、河原侃二、吉井莞象、村瀬幸子、見明凡太朗 |
|