多層式アニメ撮影台の開発にも携わったことで知られる持永只仁の人形アニメーション映画。人形の存在感を希薄にしないよう配慮されたシンプルなセットだが、奥行きの作り方などに工夫が見られる。
小ホール
こぶとり
多層式アニメ撮影台の開発にも携わったことで知られる持永只仁の人形アニメーション映画。人形の存在感を希薄にしないよう配慮されたシンプルなセットだが、奥行きの作り方などに工夫が見られる。 ’58(人形映画製作所=電通映画)(監)持永只仁(脚)田中喜次(撮)岸次郎(音)加藤三雄 霧笛
現存する数少ない村田実作品。水谷浩が現出させた明治時代の横浜の異国情緒溢れる港町の風景は、青島順一郎の大胆な撮影テクニックによって一層映え、フィルムノワール調のストーリーに絶妙な雰囲気を与えている。 ’34(新興京都)(監)村田實(原)大仏次郎(脚)国弘周禄(撮)靑嶋順一郎(出)中野英治、菅井一郎、志賀暁子、村田宏壽、小坂信夫、ジョー・オハラ、大泉浩二、原謙介、對馬邦江、並木錦子、一條桂子、唐松澤子 |
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