美術監督水谷の初期作品。1920年代、しばしば映画の原作を手がけていた作家・菊池寛の通俗小説が原作。清水宏は後に子どもたちや日常生活を中心に描くようになるが、初期は本作のような美男美女たちの恋愛メロドラマをも演出していた。原作と松竹所蔵のマスターポジへの書き込みを手がかりに、フィルムセンターがネガの編集やインタータイトルの作り直しを行い、チェコの工房で製作当時の染色を施した復元版。
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不壊の白珠[染色復元版]
(102分・24fps・35mm・無声・染色) 美術監督水谷の初期作品。1920年代、しばしば映画の原作を手がけていた作家・菊池寛の通俗小説が原作。清水宏は後に子どもたちや日常生活を中心に描くようになるが、初期は本作のような美男美女たちの恋愛メロドラマをも演出していた。原作と松竹所蔵のマスターポジへの書き込みを手がかりに、フィルムセンターがネガの編集やインタータイトルの作り直しを行い、チェコの工房で製作当時の染色を施した復元版。 ’29(松竹蒲田)(監)清水宏(原)菊池寛(脚)村上徳三郎(撮)佐々木太郎、増谷麟、納所歳己(出)八雲恵美子、高田稔、及川道子、新井淳、小村新一郎、鈴木歌子、伊達里子、高尾光子、小藤田正一、藤田陽子、滝口新太郎、谷崎龍子 |
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