有島武郎の名作を翻案した格調ある作品。明治30年代を舞台に、自由奔放に生き、男からの自立を望みながらも、男の愛を求めてしまう痛ましい女が描かれる。美術監督・木村威夫は、本作で毎日映画コンクール美術賞を受賞し、自らの腕に自信がもてるようになったという。
小ホール
或る女
有島武郎の名作を翻案した格調ある作品。明治30年代を舞台に、自由奔放に生き、男からの自立を望みながらも、男の愛を求めてしまう痛ましい女が描かれる。美術監督・木村威夫は、本作で毎日映画コンクール美術賞を受賞し、自らの腕に自信がもてるようになったという。 '54(大映東京)(監)豊田四郎(原)有島武郎(脚)八住利雄(撮)峰重義(美)木村威夫(音)團伊玖磨(出)京マチ子、森雅之、船越英二、芥川比呂志、若尾文子、長岡輝子、沼田曜一、丸山修、信欣三、近衛敏明、高松英郎、浦邊粂子、夏川靜江 ■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (照)=照明 (美)=美術 (音)=音楽 (録)=録音 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
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