森本薫の同名小説を原作とした石田民三の代表作。混迷する幕末の世が、祇園のお茶楼を営む母(三條)とその娘(花井)の葛藤を通して描かれている。男の存在をすべて声のみで示し、登場する女たちの動きのみで社会の混乱を描くという、きわめて大胆な演出となっている。演出補助に市川崑もクレジットされている。
小ホール
花ちりぬ
森本薫の同名小説を原作とした石田民三の代表作。混迷する幕末の世が、祇園のお茶楼を営む母(三條)とその娘(花井)の葛藤を通して描かれている。男の存在をすべて声のみで示し、登場する女たちの動きのみで社会の混乱を描くという、きわめて大胆な演出となっている。演出補助に市川崑もクレジットされている。 ’38(東宝京都)(監)石田民三(原)森本薫(脚)山本紫郎(撮)町井春美(美)加東安英(音)伊藤宣二(出)三條利喜江、花井蘭子、一ノ瀬あや子、水上玲子、江島瑠美、林喜美子、堀越節子、里見良子、伊井吟子、成瀬富士子 ■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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