溝口健二の第一映画入社第1作。家族を救うため詐欺にまで手を染めたアヤ子(山田)だが、やがて警察からも身内からも追いつめられてゆく。溝口は、舞台の大阪が持つローカルな気質と近代都市のモダンな雰囲気をしっかり捉え、以後の作品にも通ずるリアリズムを提示した。
小ホール
浪華悲歌
溝口健二の第一映画入社第1作。家族を救うため詐欺にまで手を染めたアヤ子(山田)だが、やがて警察からも身内からも追いつめられてゆく。溝口は、舞台の大阪が持つローカルな気質と近代都市のモダンな雰囲気をしっかり捉え、以後の作品にも通ずるリアリズムを提示した。 ’36(第一映画)(監)(原)溝口健二(脚)依田義賢(撮)三木稔(出)山田五十鈴、梅村蓉子、大倉千代子、大久保淸子、浅香新八郎、志賀迺家辨慶、進藤英太郎、田村邦男、原健作、橘光造、志村喬、竹川誠一、滝沢静子 ■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 |
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