原作:芥川龍之介(1918年)
平安の都を舞台に、時の権力者と反骨心に満ちた宮仕えの絵師が壮絶な対立を見せる、「宇治拾遺物語」をもとにした芥川の名篇の映画化。文芸映画で評価の高い豊田四郎だが、ここではむしろ迫力ある人物造形に力を入れており、特に錦之助・仲代の演技には圧倒される。芥川也寸志が、父の原作による映画に曲を書いたのはこの作品だけである。
小ホール
地獄変
原作:芥川龍之介(1918年) ’69(東宝)(監)豊田四郎(脚)八住利雄(撮)山田一夫(美)村木忍(音)芥川也寸志(出)中村錦之助、仲代達矢、内藤洋子、大出俊、下川辰平、内田喜郎、中村吉十郎、鈴木治夫、天本英世、大久保正信、音羽久米子、猪俣光世、沢村いき雄、今福正雄 ■(監)=監督 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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