父の死をきっかけに、解体に瀕した大家族を描き出す戦前期小津安二郎の傑作で、『晩春』や『東京物語』など、のちの小津の家族劇の原点でもある。薄情な兄や姉を批判する佐分利信の演技が印象的。
小ホール
戸田家の兄妹
父の死をきっかけに、解体に瀕した大家族を描き出す戦前期小津安二郎の傑作で、『晩春』や『東京物語』など、のちの小津の家族劇の原点でもある。薄情な兄や姉を批判する佐分利信の演技が印象的。 ‘41(松竹大船)(監)(脚)小津安二郎(脚)池田忠雄(撮)厚田雄治(美)浜田辰雄(音)伊藤宣二(出)吉川満子、斎藤達雄、三宅邦子、佐分利信、坪内美子、高峰三枝子、桑野通子 ◆日本映画 |
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