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![]() ![]() 会期:2004年9月3日(金)-2005年3月27日(日) 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室(7階) ![]() 開室時間: 午前11時 -午後6時30分(入場は午後6時まで) 料金=一般200円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生40円(20円) 主催:東京国立近代美術館フィルムセンター ![]() 1929(昭和4)年の子役デビューから1979(昭和54)年の引退宣言まで、映画女優高峰秀子の足跡は、そのまま日本映画の豊かな歴史の骨格といえるものでした。しかも、それが激動の昭和史、日本人の運命の表現でもあったことは、時代の中での彼女の存在感の大きさを物語っています。 アイドル”デコちゃん”として庶民に愛される一方で、自分の立場を客観的に認識する賢明さは、一流の文化人たちとの交流も生み、人間観察の鋭い洞察は、やがてすぐれたエッセイスト高峰秀子に発展していきます。 本展は、この不世出の大女優の半世紀にわたるキャリアを軸としながら、しばしば映画の枠を超えて展開された彼女の多彩な活動を、多方面の作品・記録・資料をもとに検証する試みです。それが、二十世紀最大の大衆文化であった映画の意味を、歴史と文化とのかかわりの中で再検討するきっかけになれば幸いです。高峰秀子はそれに値する女優なのです。
ギャラリー・トーク開催:「映画女優 高峰秀子展」
現在開催中の「映画女優 高峰秀子展」の会場で、映画史家の田中眞澄氏によるギャラリー・トークを開催することとなりました。貴重な展示品の解説を通して、日本を代表する映画女優としてはもちろん、昭和史を飾ったマルチタレントとしての高峰秀子像を描いていただきます。ぜひご参加ください。 開催日程(予定): 講師:田中眞澄氏(映画史家) 参加無料(観覧券は必要です)、申込不要 30分程度 |