1960~70年代の若者の青春を描いてきた井筒が、「現代」と向き合った傑作。若者の痴情のもつれが知人たちを巻き込み、凄惨な暴力の応酬へと至る。次第にタガが外れていく暴力描写のリアリズムもさることながら、拉致した「敵」と言葉を交わし理解していく「事後」の描写も興味深い。
大ホール
ヒーローショー
1960~70年代の若者の青春を描いてきた井筒が、「現代」と向き合った傑作。若者の痴情のもつれが知人たちを巻き込み、凄惨な暴力の応酬へと至る。次第にタガが外れていく暴力描写のリアリズムもさることながら、拉致した「敵」と言葉を交わし理解していく「事後」の描写も興味深い。 2010(「ヒーローショー」製作委員会)(監)(脚)井筒和幸(脚)吉田康弘、羽原大介(撮)木村信也(美)津留啓亮(音)藤野浩一(出)福徳秀介、後藤淳平、ちすん、桜木涼介、松永隼、米原幸佑、林剛史、巨勢竜也、阿部亮平、永田彬、石井あみ、升毅 ■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (編)=編集 (出)=出演 |
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