井戸もない瀬戸内の離島に暮らす農民一家の、土との闘いを全篇台詞なしで演出した、新藤兼人生涯の代表作。『第五福竜丸』(1959)以降、ほとんどの新藤作品を支えた音楽の林光にとっても、代表作といえる。第2回モスクワ国際映画祭でのグランプリ受賞は、新藤の国際的知名度を高めると共に、経営難の近代映画協会にとって起死回生の一打となった。
大ホール
裸の島
井戸もない瀬戸内の離島に暮らす農民一家の、土との闘いを全篇台詞なしで演出した、新藤兼人生涯の代表作。『第五福竜丸』(1959)以降、ほとんどの新藤作品を支えた音楽の林光にとっても、代表作といえる。第2回モスクワ国際映画祭でのグランプリ受賞は、新藤の国際的知名度を高めると共に、経営難の近代映画協会にとって起死回生の一打となった。 '60(近代映画協会)(監)(製)(脚)新藤兼人(音)林光(製)松浦栄策(撮)黒田清己(出)乙羽信子、殿山泰司、田中伸二、堀本正紀 ■(監)=監督 (製)=製作 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (照)=照明 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (録)=録音 (編)=編集 (出)=出演 (解)=解説・ナレーション |
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