有吉佐和子の同名小説を映画化。原作は、浮気する男性の姿を通して、男性本位の現代社会を痛烈に風刺したものだったが、本作は喜劇的要素を折り込みながら、原作が提起する問題、すなわち幸福な妻(岡田)と不幸な過去を持つ女(若尾)の存在の対比が、さりげなく描写されていく。
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不信のとき
(119分・35mm・カラー) 有吉佐和子の同名小説を映画化。原作は、浮気する男性の姿を通して、男性本位の現代社会を痛烈に風刺したものだったが、本作は喜劇的要素を折り込みながら、原作が提起する問題、すなわち幸福な妻(岡田)と不幸な過去を持つ女(若尾)の存在の対比が、さりげなく描写されていく。 '68(大映東京)(監)今井正(原)有吉佐和子(脚)井手俊郎(撮)小林節雄(美)渡辺竹三郎(音)冨田勲(出)田宮二郎、岡田茉莉子、若尾文子、加賀まりこ、岸田今日子、三島雅夫、永井智雄、笠原玲子、原泉、菅井きん ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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