水上勉の同名小説を映画化、この年の東映の一本立て興行用の四大作の第一弾として公開された。杜氏として伏見へ働きに出た二人の男(小沢、三國)と越後に残った一方の妻(佐久間)との間に生じる悲劇が描かれる。当時相次いだ水上原作の一連の作品とは異なり、本作では女性の情念の描写が必ずしも最優先とはなっていない。「キネマ旬報」ベストテン第6位。
大ホール
越後つついし親不知
水上勉の同名小説を映画化、この年の東映の一本立て興行用の四大作の第一弾として公開された。杜氏として伏見へ働きに出た二人の男(小沢、三國)と越後に残った一方の妻(佐久間)との間に生じる悲劇が描かれる。当時相次いだ水上原作の一連の作品とは異なり、本作では女性の情念の描写が必ずしも最優先とはなっていない。「キネマ旬報」ベストテン第6位。 '64(東映東京) (監)今井正(原)水上勉(脚)八木保太郎(撮)中尾駿一郎(美)森幹男(音)池野成(出)佐久間良子、小沢昭一、三國連太郎、北林谷栄、清川虹子、田中春男、殿山泰司、東野英治郎、松村達雄 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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