室生犀星の同名小説の三度目の映画化。1953年の映画化(成瀬巳喜男監督)と同じ水木洋子の脚色が基本的に使われているが、あにの職業はダンプの運転手に変えられ、また、いもうとが家出の後に何をしていたのかも明らかにされている。本作の母親役、賀原夏子は成瀬版の浦辺粂子に勝るとも劣らぬ好演。「キネマ旬報」ベストテン第6位。
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あにいもうと
(88分・35mm・カラー) 室生犀星の同名小説の三度目の映画化。1953年の映画化(成瀬巳喜男監督)と同じ水木洋子の脚色が基本的に使われているが、あにの職業はダンプの運転手に変えられ、また、いもうとが家出の後に何をしていたのかも明らかにされている。本作の母親役、賀原夏子は成瀬版の浦辺粂子に勝るとも劣らぬ好演。「キネマ旬報」ベストテン第6位。 '76(東宝)(監)今井正(原)室生犀星(脚)水木洋子(撮)原一民(美)竹中和雄(音)渋谷毅(出)秋吉久美子、草刈正雄、池上季実子、大滝秀治、賀原夏子、下絛アトム、大和田獏、伊佐山ひろ子、絵沢萠子、蟹江敬三、中村たつ ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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