「蟹工船」の著者として知られるプロレタリア文学作家の伝記映画。手塚英孝の同名の著書をもとに、勝山俊介が担当した脚本は、過去への逆行の形式と、ギターを手にした若者の登場による現在進行形が同居している。なお、多喜二が殺された時、今井監督自身も学生運動の首謀者として逮捕され、大学受験を目前にして一時保釈の身であった。
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小林多喜二
(119分・35mm・カラー) 「蟹工船」の著者として知られるプロレタリア文学作家の伝記映画。手塚英孝の同名の著書をもとに、勝山俊介が担当した脚本は、過去への逆行の形式と、ギターを手にした若者の登場による現在進行形が同居している。なお、多喜二が殺された時、今井監督自身も学生運動の首謀者として逮捕され、大学受験を目前にして一時保釈の身であった。 '74(多喜二プロ)(監)今井正(原)手塚英孝(脚)勝山俊介(撮)中尾駿一郎(美)平川透徹(音)いずみたく(出)山本圭、中野良子、森幹太、北林谷栄、南清貴、佐藤オリエ、森居利昭、富士真奈美、津田京子、杉山とく子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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