今井監督の戦後第1作。占領軍の民間情報教育局から撮るように会社が命じられていた民主主義映画の一本。ある軍需化学工場を舞台に、支配層であった財閥や軍閥の悪を、一人の徴用工の戦いを通して描き、戦前戦後を通じて変わらない支配層の存在が示されている。第1回毎日映画コンクールで監督賞を受賞。「キネマ旬報」ベストテン6位。
大ホール
民衆の敵
今井監督の戦後第1作。占領軍の民間情報教育局から撮るように会社が命じられていた民主主義映画の一本。ある軍需化学工場を舞台に、支配層であった財閥や軍閥の悪を、一人の徴用工の戦いを通して描き、戦前戦後を通じて変わらない支配層の存在が示されている。第1回毎日映画コンクールで監督賞を受賞。「キネマ旬報」ベストテン6位。 '46(東宝)(監)今井正(脚)八住利雄、山形雄策(撮)鈴木博(美)松山崇(音)早坂文雄(出)藤田進、河野秋武、菅井一郎、志村喬、江川宇礼雄、鳥羽陽之助、清水將夫、田中春男、深見泰三、浅田健三 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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