当時の朝鮮半島と満州の国境警備の重要性への喚起を目的とした、いわゆる時局映画。公開時の「映画旬報」評では「活劇的に処理されている」ことに好感が示され「方法と目的の一致が、この映画を成功させた最大の原因」と評価されている。今井監督の資質や作風が固まりつつあったことを確認することができる。
大ホール
望樓の決死隊
当時の朝鮮半島と満州の国境警備の重要性への喚起を目的とした、いわゆる時局映画。公開時の「映画旬報」評では「活劇的に処理されている」ことに好感が示され「方法と目的の一致が、この映画を成功させた最大の原因」と評価されている。今井監督の資質や作風が固まりつつあったことを確認することができる。 '43(東宝)(監)今井正(脚)山形雄策、八木隆一郎(撮)鈴木博(美)松山崇(音)鈴木静一(出)髙田稔、齋藤英雄、菅井一郎、清水将夫、鳥羽陽之助、淺田健三、佐山亮、木下陽、原節子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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