近松門左衛門の「堀川波鼓(ほりかわなみのつづみ)」の映画化。下級武士(三国)が、妻(有馬)の不義の噂を確かめることを余儀なくされ、それが悲劇へつながっていく。リアリズムに徹する今井監督は、脚本の時代考証が気になり、最終的には自身の調査に基づいて少しずつ手直ししながら撮影を進めたという。「キネマ旬報」ベストテン6位。
大ホール
夜の鼓
近松門左衛門の「堀川波鼓(ほりかわなみのつづみ)」の映画化。下級武士(三国)が、妻(有馬)の不義の噂を確かめることを余儀なくされ、それが悲劇へつながっていく。リアリズムに徹する今井監督は、脚本の時代考証が気になり、最終的には自身の調査に基づいて少しずつ手直ししながら撮影を進めたという。「キネマ旬報」ベストテン6位。 '58(現代ぷろだくしょん)(監)今井正(原)近松門左ヱ門(脚) 橋本忍、新藤兼人(撮)中尾駿一郎(美)水谷浩(音)伊福部昭(出)三国連太郎、有馬稲子、森雅之、日高澄子、雪代敬子、奈良岡朋子、夏川静江、中村萬之助、金子信雄、東野英治郎、菅井一郎、加藤嘉、殿山泰司 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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