現実に起きた強盗殺害事件に関する取調べ、裁判の不当さをえぐり出した作品。封切り当時は、有罪を告げられた四人の若者が上告していた時期であったが、監督は橋本忍との綿密な調査に基づき、彼らが無罪であるとのシナリオで映画化に臨んだ。脚本完成の段階で、最高裁から製作を中止するように圧力がかけられたという。「キネマ旬報」ベストテン1位。
大ホール
真昼の暗黒
現実に起きた強盗殺害事件に関する取調べ、裁判の不当さをえぐり出した作品。封切り当時は、有罪を告げられた四人の若者が上告していた時期であったが、監督は橋本忍との綿密な調査に基づき、彼らが無罪であるとのシナリオで映画化に臨んだ。脚本完成の段階で、最高裁から製作を中止するように圧力がかけられたという。「キネマ旬報」ベストテン1位。 '56(現代ぷろだくしょん)(監)今井正(原)正木ひろし(脚)橋本忍(撮)中尾駿一郎(美)久保一雄(音)伊福部昭(出)草薙幸二郎、松山照夫、矢野宣、牧田正嗣、小林寛、左幸子、内藤武敏、山村聰、菅井一郎、夏川靜江、飯田蝶子、北林谷栄、殿山泰司 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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