樋口一葉の短篇小説「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」を原作としたオムニバス作品。役者に緊張を強いる簡潔なセットの中で徹底したリハーサルが繰り返され、過酷な状況を生きる女たちの一瞬が捉えられている。物語の舞台となる、東京の下町の言葉に造詣の深い文人・久保田万太郎が脚本の監修者として名を連ねた。「キネマ旬報」ベストテン1位。
大ホール
にごりえ
樋口一葉の短篇小説「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」を原作としたオムニバス作品。役者に緊張を強いる簡潔なセットの中で徹底したリハーサルが繰り返され、過酷な状況を生きる女たちの一瞬が捉えられている。物語の舞台となる、東京の下町の言葉に造詣の深い文人・久保田万太郎が脚本の監修者として名を連ねた。「キネマ旬報」ベストテン1位。 '53(文学座=新世紀映画社)(監)今井正(原)樋口一葉(脚)水木洋子、井手俊郎(撮)中尾駿一郎(美)平川透徹(音)團伊玖磨(出)田村秋子、丹阿彌谷津子、久我美子、中村伸郎、竜岡晋、淡島千景、杉村春子、賀原夏子、山村聰 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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