東宝争議終結後の独立プロ運動の一つの拠点として1950年に設立された新星映画社の第2作。劇団前進座との提携作品でもあった本作の製作資金は、前進座の移動公演先で株主を募集して用意された。職安に頼る日雇い労務者の一家の苦難を淡々と描くこの作品については、今井監督自身、イタリアのネオレアリズモ作品『自転車泥棒』がお手本としている。「キネマ旬報」ベストテン5位。
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どっこい生きてる
(102分・35mm・白黒) 東宝争議終結後の独立プロ運動の一つの拠点として1950年に設立された新星映画社の第2作。劇団前進座との提携作品でもあった本作の製作資金は、前進座の移動公演先で株主を募集して用意された。職安に頼る日雇い労務者の一家の苦難を淡々と描くこの作品については、今井監督自身、イタリアのネオレアリズモ作品『自転車泥棒』がお手本としている。「キネマ旬報」ベストテン5位。 '51(新星映画=前進座)(監)(脚)今井正(脚)岩佐氏寿、平田兼三 (撮)宮島義勇、中尾駿一郎、植松永吉(美)久保一雄(音)大木正夫(出)河原崎長十郎、河原崎しづ江、河原崎国太郎、中村翫右衛門、木村功、岸旗江、飯田蝶子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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