大映時代の千葉泰樹の秀作。未亡人の篤子(瀧花)は長男徹也(若原)の新妻多枝子(折原)と折り合えない。次男謙治(小林)には自分の意に沿う結婚をしてもらおうと、かつて徹也の嫁にと望んでいた親戚の恵子(相馬)を呼び寄せるが・・・。母親が子供たちの自由意志による結婚を最後には認めるという、この時期の作品によく見られるストーリーだが、その語り口は極めて洗練されている。
大ホール
花咲く家族
大映時代の千葉泰樹の秀作。未亡人の篤子(瀧花)は長男徹也(若原)の新妻多枝子(折原)と折り合えない。次男謙治(小林)には自分の意に沿う結婚をしてもらおうと、かつて徹也の嫁にと望んでいた親戚の恵子(相馬)を呼び寄せるが・・・。母親が子供たちの自由意志による結婚を最後には認めるという、この時期の作品によく見られるストーリーだが、その語り口は極めて洗練されている。 '47(大映東京)(監)千葉泰樹(脚)棚田吾郎(撮)峰重義(美)髙橋康一(音)齊藤一郎(出)若原雅夫、折原啓子、小林桂樹、三條美紀、瀧花久子、千明明子、吉川公一郎、橘喜久子、植村謙二郎、相馬千惠子 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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