溝口健二監督の同名作(1936年)を、メロドラマの名匠・野村浩将が再映画化。無一文になった元旦那(田中)の面倒を見る姉(木暮)と、そんな姉に我慢がならず、もっといい旦那を見つけようと画策する妹(小野)。姉妹の基本設定は溝口版と同じだが、野村版では姉と元旦那との間に娘(中村)がいるのが新たな工夫。西岡善信の美術も見所である。
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祇園の姉妹
(90分・35mm・白黒) 溝口健二監督の同名作(1936年)を、メロドラマの名匠・野村浩将が再映画化。無一文になった元旦那(田中)の面倒を見る姉(木暮)と、そんな姉に我慢がならず、もっといい旦那を見つけようと画策する妹(小野)。姉妹の基本設定は溝口版と同じだが、野村版では姉と元旦那との間に娘(中村)がいるのが新たな工夫。西岡善信の美術も見所である。 '56(大映京都)(監)野村浩将(原)溝口健二(原)(脚)依田義賢(撮)相坂操一(美)西岡善信(音)大森盛太郎(出)小野道子、木暮実千代、勝新太郎、進藤英太郎、田中春男、山茶花究、中村玉緒、浪花千榮子、上田寛 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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