日活は小西六写真工業が開発した国産の「コニカラー・システム」を採用して1955年に初の総天然色映画『緑はるかに』を公開。『風速40米』では一部コニカラー・システムを用いてテスト撮影が行われた。日活株式会社旧蔵の3色分解ネガから作成したプリントを特別上映する。
大ホール
風速40米 [コニカラー版・部分]
日活は小西六写真工業が開発した国産の「コニカラー・システム」を採用して1955年に初の総天然色映画『緑はるかに』を公開。『風速40米』では一部コニカラー・システムを用いてテスト撮影が行われた。日活株式会社旧蔵の3色分解ネガから作成したプリントを特別上映する。 '58(日活)(監)藏原惟繕(出)石原裕次郎 赤い波止場
神戸に潜伏し、国外逃亡の機会をうかがう狙撃手と、彼が愛してしまった女。豪快な役どころの多かった石原裕次郎に陰影のあるキャラクターを与え、ノワール的傑作と称された一篇。公開当時はジャン・ギャバン主演の『望郷』(1937)の翻案ということでも話題となった。 '58(日活)(監)(脚)舛田利雄(脚)池田一朗(撮)姫田真佐久(美)木村威夫(音)鏑木創(出)石原裕次郎、北原三枝、轟夕起子、大坂志郎、岡田真澄、中原早苗、二谷英明、柳沢真一、二本柳寛 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 (画)=作画 |
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