日本人によるコマ撮り式アニメーションが初めて公開されたのは1917年。本作はパイオニアの一人・北山清太郎が翌年に発表した貴重な初期の現存作品で、2007年に可燃性染色プリントが発掘された。
大ホール
浦島太郎 [デジタル復元版]
日本人によるコマ撮り式アニメーションが初めて公開されたのは1917年。本作はパイオニアの一人・北山清太郎が翌年に発表した貴重な初期の現存作品で、2007年に可燃性染色プリントが発掘された。 '18(日活向島)(画)北山清太郎 豪傑児雷也
日活京都派の代名詞でもあった日本映画最初のスター・尾上松之助主演の忍術もの。止め写しや二重露光といった初期のトリック撮影が見もの。日本映画の父・牧野省三とのコンビ末期の作品としても貴重である。 '21(日活大将軍)(監)牧野省三(出)尾上松之助、片岡松燕、片岡長正、大谷鬼若、市川寿美之丞 新派 二人静
柳川春葉の家庭小説を映画化した日活向島の新派悲劇。わが子から引き離される芸妓の浪次に扮した中山歌子は、映画劇革新のため1921年に設置された「第三部」がそれまでの女形にかわり採用した女優の一人。女優と女形の共演も興味深い。(プリント提供:株式会社マツダ映画社) '22(日活向島)(監)大洞元吾(原)柳川春葉(出)中山歌子、新井淳、市川春衛、荒木忍、横山運平、宮島賢夫、若葉馨 ■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 (画)=作画 |
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