1970年4月21日-11月24日(32回)放映の第1回。「おやじ太鼓」同様、進藤英太郎を三人の子供たちの色恋沙汰に気をもむ頑固親父に据えた人情喜劇。和菓子屋という家内工業的職業=職場が、女性たちのお茶を媒介とした下町コミュニケーション=家庭空間へとなめらかにつながっている。
大ホール
木下恵介アワー あしたからの恋 第一回
1970年4月21日-11月24日(32回)放映の第1回。「おやじ太鼓」同様、進藤英太郎を三人の子供たちの色恋沙汰に気をもむ頑固親父に据えた人情喜劇。和菓子屋という家内工業的職業=職場が、女性たちのお茶を媒介とした下町コミュニケーション=家庭空間へとなめらかにつながっている。 '70(松竹=木下恵介プロ=TBS)(制)(監)木下惠介(脚)楠田芳子(撮)小原治夫(美)出川三男(音)木下忠司(出)進藤英太郎、山岡久乃、尾崎奈々、林隆三、大出俊、小阪一也、岡崎友紀 カルメン純情す
パリ帰りのエセ前衛画家(若原)にカルメン(高峰)が惚れる風刺喜劇。再軍備の風潮に乗じて代議士に立候補する極右の元将軍未亡人や、金目当てでその娘と結婚しようとする画家に翻弄されながらも、無垢さを失わないカルメンが深い愛情をもって描かれる。全ショットでカメラを傾ける前衛的な手法で挑んだ野心作である。 '52(松竹大船)(監)(脚)木下惠介(撮)楠田浩之(美)浜田辰雄(音)黛敏郎、木下忠司 (出)高峰秀子、若原雅夫、淡島千景、小林トシ子、三好榮子、東山千榮子、村瀬幸子、坂本武 ■(制)=制作 (監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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