1969年10月21日-70年4月14日(26回)放映の第1回。「2人の兄弟とその恋とその家族の物語」。テレビ的とも言える、ズーム・ショットの自在な使用やポップスの挿入による転調、また矢島の抑えた口調のナレーションによる効率的な内面描写など、木下の技巧が冴え渡っている。
大ホール
木下恵介アワー 兄弟 第一回
1969年10月21日-70年4月14日(26回)放映の第1回。「2人の兄弟とその恋とその家族の物語」。テレビ的とも言える、ズーム・ショットの自在な使用やポップスの挿入による転調、また矢島の抑えた口調のナレーションによる効率的な内面描写など、木下の技巧が冴え渡っている。 '69(松竹=木下恵介プロ=TBS)(制)(監)木下恵介(脚)山田太一(撮)小原治夫(美)猪俣邦弘(音)木下忠司(出)北村和夫、津島恵子、津坂匡章、あおい輝彦、秋山ゆり、沢田雅美(ナレーター)矢島正明 歌え若人達
現役の大学生・松川勉を主演に抜擢し、大学の寮に暮らす4人の青年たちの青春を綴る。学生生活を謳歌する金持ちの息子・宮本(川津)と、アルバイトに疲れ果てた苦学生・森(松川)の運命が突然逆転することで持ち上がる騒動を軸に、彼らの女友達や郷里の母、祖母などが加わり、にぎやかな正月映画となっている。 '63(松竹大船)(監)木下惠介(脚)山田太一(撮)楠田浩之(美)梅田千代夫(音)木下忠司(出)松川勉、川津祐介、三上真一郎、山本圭、岩下志麻、倍賞千恵子、富士真奈美、東山千栄子、三島雅夫、柳家金語楼、武智豊子 ■(制)=制作 (監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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