1968年10月15日-69年4月15日(27回)放映の第1回。2組の「3人家族」の交わりを軽快に描いた人気シリーズ。現在見ると、父と息子の間の素直な情愛の描写に新鮮さが感じられる。夜、三島と竹脇が枕を並べて言葉を交わす場面は、小津の『晩春』(1949)を想起させて印象深い。
大ホール
木下恵介アワー 3人家族 第一回
1968年10月15日-69年4月15日(27回)放映の第1回。2組の「3人家族」の交わりを軽快に描いた人気シリーズ。現在見ると、父と息子の間の素直な情愛の描写に新鮮さが感じられる。夜、三島と竹脇が枕を並べて言葉を交わす場面は、小津の『晩春』(1949)を想起させて印象深い。 '68(松竹=木下恵介プロ=TBS) (制)(監)木下恵介(脚)山田太一(撮)荒野諒一(美)猪俣邦弘(音)木下忠司(出)竹脇無我、栗原小巻、あおい輝彦、三島雅夫、沢田雅美、近藤洋介(ナレーター)矢島正明 今年の恋
高校生の一郎(石川)と光(田村)は仲良しだが、成績がよくない。銀座の料理屋の看板娘(岡田)と大会社の専務の息子(吉田)は、それぞれの弟の出来の悪さを悪友のせいと考え、互いに敵意を持つ。意地を張り合ってなかなか素直になれない二人がついに結ばれるという、正月映画らしいロマンティック・コメディ。 '62(松竹大船)(監)(脚)木下惠介(撮)楠田浩之、成島東一郎(美)梅田千代夫(音)木下忠司(出)岡田茉莉子、吉田輝雄、田村正和、石川竜二、峯京子、三木のり平、東山千栄子、浪花千栄子、三遊亭円遊、野々村潔 ■(制)=制作 (監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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