1974年4月3日-9月25日(26回)放映の第1回。第二次ベビーブームの頃に多発した赤ん坊取り違え事件のドラマ化。一人息子の小学校入学式を目前に控えた福山家は、健康診断で判明した血液型から、親子の血縁に疑問を持ち始める。「木下恵介アワー」の最後を飾るシリーズとなった。
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木下恵介アワー わが子は他人 第一回
(25分・16mm・カラー) 1974年4月3日-9月25日(26回)放映の第1回。第二次ベビーブームの頃に多発した赤ん坊取り違え事件のドラマ化。一人息子の小学校入学式を目前に控えた福山家は、健康診断で判明した血液型から、親子の血縁に疑問を持ち始める。「木下恵介アワー」の最後を飾るシリーズとなった。 '74(木下恵介プロ=TBS)(制)(監)木下恵介(脚)田向正健(撮)渡辺浩(美)出川三男(音)木下忠司(出)松山省二、音無美紀子、小夜福子、杉浦直樹、林美智子、喜久川清、春田和秀、吉田友紀(ナレーター)矢島正明 花咲く港
(82分・35mm・白黒) 当時評判になっていた菊田一夫の大衆演劇の映画化で、表向きには増産奨励の国策映画だが、善意に満ちた港町の人々が二人のペテン師を愛国心の渦へと巻き込むさまは痛烈な風刺をはらんでいる。木下は、この作品で同年デビューの黒澤明と共に山中貞雄賞を受賞。撮影の楠田浩之にとっても第1作で、以後24年に及ぶ長いコンビの幕開けとなった。 '43(松竹大船)(監)木下惠介(原)菊田一夫(脚)津路嘉郎(撮)楠田浩之(美)本木勇 (音)安倍盛(出)小澤榮太郎、上原謙、水戸光子、笠智衆、東野英治郎、坂本武、半澤洋介、槇芙佐子、東山千榮子、村瀬幸子、河原侃二 ■(制)=制作 (監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術・装置 (音)=音楽 (出)=出演 |
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